対訳になる英単語や表現が思いつかないときの対処法~柔らか頭で言い換えを考える~

『単身赴任』
『追体験』
『貸切イベント』
『閑散期』
『対面形式』
『合宿』


さて、これは何のリストでしょう?

これは、先週私が仕事をしていたなかで出てきて、ちょっと訳しにくいな、と思って書き留めていた言葉です。

では、これを英語でどういうか、考えてみてください。

 

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どうでしたか?

ちょっと頭を捻る内容ではないかと思います。

こういった、英語で伝えるときどういう表現がいちばんぴったり来るのか、頭を悩ませる言葉は、山のようにあります。

もちろん、例えば「大腿骨」とか、「動脈」とか、(なぜ、例として医療系の用語を思いついてしまったのかはナゾですが)きちんとした対訳があって、それを知らない場合は、記憶して自分のボキャを増やしていった方がいいですよね。

でも、全部を1対1で記憶するのは疲れるし、ムリですよね。

通訳をしていて、対訳になるぴったりの単語を知らないことは何度もありますし、それを恐れていたら、現場には出れない。

それが会食の席だったりすると、話があっちゃこっちゃに飛びますし、どんな話題が出てくるか、予想をして準備をしておくのは、限度があります。

もちろん程度はありますが、ある程度のボキャブラリーや表現が備わっていたら、後はエイヤっ!と、勇気を出して現場に出てアウトプットの修業に回る。

私はこれを、『あーいえばこーいう戦略』と呼んでいます。
あーいわれて、あーの対訳が見つからなくても、こー言おう、の心意気(?)、という感じです。
もっといいネーミングがあると思うのですが、今のところ思いつかないので・・・(^^)ゞ

でもこの戦略、自分の表現力を鍛えることができる上に、実は辞書に載っている表現を暗記してそのまま言うより自然な言い回しができるようになる、二つの意味で効果抜群なのです。

例えば『単身赴任』
言葉を知らなくても、

living separately from his family members because of his new business assignment とか、
his family cannot come with him because ..

とか、説明、ならできますよね。

 

同じように、

『閑散期』は、

when they are not busy などと言えば伝わりますし、

『貸切イベント』は "an invitation-only event"と出てこなくても

an event where only invited people can attend

と言えばいいですよね。むしろ、そちらの方が話し言葉としては自然になることも多いと思います。

辞書をあたるのはとてもいい方法です。
でも、いくつかの辞書を見たりしながら、ヒントを探すために使う方がいいと私は思っています。

"柔らか頭体操"、ですね。
 

そんな感じで『追体験』、『対面形式』、『合宿』

表現を考えてみてください。

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Dr.D

Dr.D

代表発音トレーナードクターDイングリッシュ

英語の「発声」と「リズム」を専門としたオンライン発音トレーナーで「英語の声になれる本(KADOKAWA出版)」の著者。「発声トレーニング」を使った独特の指導法で2011年の開業以来、1500名以上の受講者に対し直接指導を行っている。10回〜20回の指導で英語らしい発音に変える事が出来る。

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