英語の発音で音が消えるリダクションのからくり

まいどです!英語発音専門講師のDr.Dです。

今日お話しますのは、「消える英語の音」についてです。

 

例えば、相手に同意するときに言うこの言葉。

"Exactly"

これをカタカナで解釈すると「エギザクトリー」となり、

実際殆どの人が英語でもこの様に発音してしまう傾向にあります。

 

でも実際に英語ではこの様になります。

イグ(殆ど発音しない)ザー(この音が中心)クリ(消え気味)

これがいわゆるReduction(リダクション)と言われるものです。

 

おまけにもう一つ「発音」という単語を発音してみましょう(笑)

"Pronunciation"

これのカタカナ英語で言うと「プロナウンシエイション」ですが、実際はこうです。

「プナンセィション」

 

からくりはこうです。

英語はアクセントを置かない箇所の「母音」は省略されます。

Exaclyは「xa」の部分にアクセントを置く言葉なので、それ以外の音は抜けていきます。

それで上のオーディオのような「すぱっ」としたシンプルな発音になるわけです。

 

英語は日本語のように言葉を省略したりは余りしない分、

こういう音のリダクションで発音をシンプルにします。

全ての母音をしっかりと発音していたら英語はめちゃくちゃ長く複雑なものになってしまいます。

 

またフレーズになっても同じことが言えます。

"I kind of had a crush on you" 「なんだかあなたの事が好きみたい」

っていう表現のこのフレーズ。

「アイカインドオブハッドアクラッシュオンユー」

なんて全部をカタカナ読みにしていたら偉い長く複雑になってしまいます。

この場合もフレーズ内にアクセント(重心)を置いて、それ以外の音(特に母音)をカットしていきます。

そうすると、(I kinda) (had a) (crush on you)と3ステップで言えてしまいます。

 

この様に、英語発音の上達はまずは音をシンプルにする所からです。

Dr.D
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発音ディレクター@ドクターDイングリッシュ:Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで「英語の声になれる本」(KADOKAWA出版)の著者。音楽専門学校のボイトレ講師を経て、2011年に英語発音専門スクール|ドクターDイングリッシュを開校。2019年4月現在、生徒数約250名、講師7名のスクールに成長。 ★毎週月木21時YouTube更新