相手に英語の発音が一発で通じないのはどうして?その理由は。

こんにちは^^英語発音トレーナーのDr.Dです。

先日受講者の一人がアメリカ(LA)に出向となりました。

そして無事現地の職場デビューを果たしたんですが、

どうも発音が一発で通じなくて、

もどかしさを覚えているようです。

Neighborhood_Santa-Monica-Pier_Joakim-Lloyd-Raboff-1900

その職場にはインド人系が多く在籍し、

彼らの英語のアクセントのキツさは

世界的にも有名なくらいですが、

それでも職場ではスムーズに通じている。

しかし、彼の発音はスムーズには通じない。

 

ちなみに彼自身の英語力は中級レベルといったところで、

日常生活に必要な内容はなんとか工夫しながら言えるといった感じです。

そして発音は平均的な日本人に比べるとかなり良い方です。

声も決して小さくありませんし、物怖じしない性格なので、

コミュニケーション能力にも長けています。

 

なぜ彼が言っていることは通じにくいんでしょうか。

これらが考えられます。

 

可能性①,誰もが使う様な一般的な表現を使っていない時

例えば、「手伝いましょうか?」という時、

一般的には

“Need some help?”「ニースムヘルッ?」

などと言いますが、

例えばその時に、結構辿々しく

“Do you want… me… ah..to give you… a hand?”

「ドゥーユーウォン…ミー… トゥー… あー」

など言ったとします。

これだと確かに通じにくいでしょう。

というのも、ディスカッションなどをしている時だと、

相手もしっかりと理解をしようと聞いていますが、

普段はそうではありません。

何となく聞いて理解します。

そういう時に聞きなれないフレーズが出てくると、

「え?何って?」

っていう風になると思います。

なので普段使いの表現は最低でもサラッと言えると、

コミュニケーションは結構円滑になります。

 

可能性②,子音の発音が埋もれてしまっている

日本語は母音中心の言葉です。

なので子音があまり聞こえなくても聞き取れたりします。

しかし英語は子音の割合がかなり多い言語です。

なので母音は曖昧でも子音がハッキリしていると

より聞き取りやすくなります。

こういう傾向が特にひどい場合は、

一度ウィスパーボイス(ヒソヒソ声)で、

自分の発音を携帯にでも録音してみましょう。

それで自分自身で子音が聞き取れるかを判断してみましょう。

出来なければ、もっと子音を意識して

ヒソヒソ声で練習してみるのも良いでしょう。

そして普通の声に戻して発音した時、

今までよりも子音がしっかりと際立つ発音に

なっていると思います。

 

可能性③,チャンク(塊)が壊れて発音されている

日本語は単語一つで具体的な意味を表すことが多い言語ですが、

英語はいくつかの単語が組み合わさって

始めて具体的な一つの意味になることが多い。

なので話す時に言葉を切る場所がとても大事になる。

例えばこんな事を言うとしましょう。

“I was wondering if you could tell me why you’ve been so upset to me”

「どうして最近そんなにご機嫌斜めなのか教えてくれないかなぁ。」

本当なら、この様に塊をまとめて発音したい。

特に”◯◯◯”はしっかりと発音し、

それ以外はサラッと言いたい。

I was “wondering”…/

if you could “tell” me…/

“why” you’ve been so “upset” to me…/

 

 

 

そして通じないパターンはこんな感じ。

I was…

wondering if…

you could…

tell me…

why…

you have…

been…

so upset…

to me…

のようにプツプツと切れすぎてしまうと、

相手は相当本気でそれらの単語の一つ一つを聞き取って、

頭のなかでもう一度組み直さなければ理解できないので、

これだとなかなか相手には通じないと思います。

 

なので、これを直すために、

出来るだけ英語を覚えるときも、

また話すときも読むときも聞くときも、

出来るだけチャンク(塊)で行うように

心がけていくと良いと思います。

 

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Dr.D

Dr.D

代表発音トレーナードクターDイングリッシュ

発音トレーナーで「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。ボーカルトレーナーとしての経験をもとに日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム」を開発。英語教師や通訳者などのプロを含む毎年100名以上の受講生に発音の個別指導行っている。10回〜20回の指導で発音を根本から変えることが出来る。

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