昨今、英語の発音に関しての関心は確かに高まってきており、英語の発音が上達すればリスニングスキルが伸び、英語の実践力が身に付くと認知されつつあります。
そこでどこにお住まいの方が特に英語の発音により関心があるのかを2017年に発音コースの体験レッスンを受けられた方の地域データではじき出してみました。
2017年発音コース体験に申し込まれた方の地域
海外に行き初めて発音の大切さを知る
この統計の特徴として、まず海外からの受講が4分の1を占めるということです。
皆さん口を揃えて言われるのは「こんなに自分の英語が通じないとは思いもしなかった」ということです。殆どの方がこの悩みを持ち発音コースを受講されます。
日本で通用してきた英語も海外ではなかなかそうはいかないようです。発音が通じにくいと信頼関係の構築にとってもかなりの障害になります。これを身をもって思い知った方は大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
英語を使う機会は大都市に集中
次の特徴として東京近郊(東京・神奈川・千葉・埼玉)からの受講が50%を占めるということです。
これの殆どが都内にお勤めの方です。人口比を考慮してもやはり東京に実践的な英語力を必要とされる機会が集中しているのが分かります。
<参考人口比>
北海道:550万人
東北:900万人
首都圏:3,000万人
中部:2,100万人
近畿:2,200万人
中国:750万人
四国:380万人
九州:1,300万人
沖縄:140万人
やはり東京は日本各地から意識の高い人が集まるので、首都圏は自己投資を惜しまない意識の高い人が多いのも理由の一つかと思われます。それが近畿や中部と差を付けている要因なのかもしれません。
海外の英語発音需要比率
アメリカがやはり多い。主に駐在の方とMBA学生です。特にMBAではディスカッションの機会も多く、発音が悪いと授業についていかれないために発音を上達させる必要があるようです。
アジアは主にシンガポール、香港、マレーシアからの受講が多い。これの殆ども駐在員です。特に外資でアメリカやヨーロッパとの取引が多い貿易系の会社が多いようです。
海外在住の日本人に関しては本当に発音に困って受講されるケースが多く目立ちます。
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