とある上場企業の創業者
実は今回このようなお話をさせて頂こうと思い立ったきかっけになった人がおられます。
とある上場企業の創業者で、現在年齢は40ちょっと、かれこれ4年間ほど私のレッスンを受けてくれている人がいます。
5年ほど前から彼はアメリカで起業したいと考えていて、まずはコネクションを作りにどこか有名大学のMBAに行くという事を決めたそうです。そのために自らの英語力はどこに行っても通用するレベルにしたかった。
文科省非推奨の方法で始める理由
そこで彼は仮説を立てました。
日本人の英語力が他国と比べても低いことから、日本の従来のやり方を信じずに逆張りしてみようと思ったそうです。
要するに文科省が推奨している方法ではなく、他国がやっていて日本がやっていない事をやろうということです。
これには確かに!と思わされます。
世の中のほとんどの人が文科省が推奨している学習法で来たわけですが、まぁ結果はご覧の通りといった感じです。
他のアジア諸国などと比べても日本人の英語の使えなさは著しいですよね。
そして私の知っている日本にいながらにして英語が不自由なく使いこなせている人は、学校教育とは違った方法で達成している人が多いです。
なので彼は他国はやっているが日本の文科省が未だ見向きもしていない「発音」から学習することを決めます。
発音は基礎中の基礎である理由
やっぱり英語はまず相手に伝えるための「音」を知らないとだめでしょうといった感じです。
まさにその通りだと思います。せっかく言葉を覚えても「発音」が伴っていないとちゃんと伝達出来ない。
また発音がスムーズになると、これが不思議と英語をどんどん吸収できるようにもなります。もう一石二鳥なわけです。
学校英語教育の弊害
確かに日本も近年、英語4技能とかいってネイティブの講師を学校に入れたりしてスピーキングにも力を入れ始めていますが、やはり発音の基礎をやっていないのでネイティブの発音を素直に再現することが出来ないわけです。
ネイティブ:Okay guy, repeat after me, “Would you like coffee?”
生徒:ウッジューライクサムコーヒー
とまぁこんな具合です。
またここで一人だけちゃんとした発音してもクラスのみんなに冷やかされたり、「何かっこつけてんだよ!」とかっていちゃもんつける輩がいるんですよね(笑)
発音で英語が飛躍した
まぁ、こういった流れで発音から始めようと思った時に、その時にたまたま当時私が出版したばかりの本を見つけて頂き、それで学習を始めたが、やはり発音は独学では難しいと言う判断から私が直接指導すると言う運びになった訳です。
彼はその後、見事に英語力を順調に伸ばし、現在はボストンのMITのシニアマネージャー向けのスローンプログラムに在籍している。
そして同じプログラムに在籍しているアメリカ人等とともに学生起業しボストンで宇宙開発の会社を立ち上げたところです。
成功は目標達成の連続
2015年の夢を描いた所から、2019年現在までトントン拍子で来た感じがありますが、4年という月日は実際結構長いですよね。
なので一朝一夕にかなった夢ではなく、その間コツコツと一つ一つの目標をクリアし続けて現在に至るわけです。
なのでこれから英語をものにしたいと考えている人は、具体的な夢とそこに到達するまでの目標を定めることをおすすめします。
なりたい自分を具体的にイメージする
ただ「英語が話せるようになりたい」という漠然としたものではなく、なりたい自分をもっと具体的に現実的にイメージ出来るように、なりたい自分のイメージに近い人を探してみるのも良いんじゃないかと思います。
ちなみに私自身は英語を猛勉強していたときはFriendsを良く見ていたので、その中の登場人物のJoey Tribbianiになりきろうとしていました。
そしてそこに到達するための段階ごとの目標を立てましょう。
各目標ごとに達成する仮説を立てて一定期間継続しましょう。
だめだったら仮説を立て直しましょう。
失敗は成功のもと
その駄目だった経験も糧となり、次はより精度の高い仮説が立てられるようになっているので、それだけでも大きな成長なんじゃないかと思います。
まぁこんな感じでお話させて頂きましたが、私自身もまだまだあまいなと思うので、これからも頑張っていきたいなと思います。
では皆さん一緒に頑張りましょう!
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