Presenter
橋本あかり|シニアトレーナー
@ドクターDイングリッシュ
ハワイBYU卒(油絵専攻)、抜群の発音センスを見込まれて発音トレーナーになる。科学的にやる気を起こさせる指導を得意とする人気トレーナー。
Introduction
Hi, how’s it going? I’m Akari, one of the pronunciation trainers from Dr.D English. Today I’d like to share some tips about how to create natural rhythm when you speak English. Rhythm could be one of the most difficult parts because it’s so different from the rhythm that we use when we speak Japanese. It’s very different, but because of that it also can help to create a big difference. So, let’s get into it together today.
日本人の英語はフラット?
英語を話す時に、いまいちフラットな感じが抜けない、読めてはいるけどしっくりこない、音は合っているはずなのに伝わりにくい(etc.)、ということはありませんか?リズムを意識すると改善できるかもしれません。今日はリズムのコツをお伝えします。
日英の発音リズムの違い
・日本語はリズムが単調
・英語はリズムが一定ではない
簡単なフレーズで再現してみると、
・朝はおにぎりを食べました。
・I had Rice Balls for my breakfast.
これにはまずシラブルというのが関係しています。シラブルっていうのは音の最小単位みたいなもの。(今日はおいておく)これが違うというのが一つありますが、もう一つ、ストレスというものがあるからです。
ストレスとは?
ストレスっていうのは、しっかり発音しないといけない部分のことですね。普段みなさん、どれぐらいこのストレスを意識しているでしょうか。
このストレスを意識して発音する時、とりあえず強く!という意識で発音するのもOKですが、英語を発音する時、みなさん結構な割合で力が入っています。なので逆にストレスではないところを弱く読むというアプローチ、今日はこれを試してみましょう。
エクササイズ
今日はスラッシュリーディングを使ってみましょう。区切ってみると出だしは大体機能語orストレスが置かれない単語が多いです。
弱いところから強くする意識にしてみると強い弱いのメリハリがあるリズムを作りやすくなります。練習してみましょう。
I had/ rice balls / for my breakfast.
次にもう少し長い文章で。
So in college, / I was a government major,/ which means / I had to write / a lot of papers.
コツはリラックス状態をベースに発音すること
出だしから頑張っているとストレスのところで更にものすごく頑張らないといけなくなって疲れたり、キンキンして聞こえたり、全部頑張った結果なんだか平坦に聞こえたりしがちです。
ベースをリラックスしたところに据えて、そこから必要に応じてだけ強調するようにしてみると強弱が自然と整うのでリズムもそれにともなって自然と整いやすいです。出だしからストレスの文章ももちろんたくさんありますが、つねにリラックスした状態が軸になると、どんな文章を読む時にも余裕が出やすくなりますよ。
映画やドラマをみている時、はっきり聞こえるところと、バババッと速くごちゃっとして聞こえるところがある、という経験に心当たりがある方も多いのではないでしょうか?リラックスしてコンパクトにまとめる部分、というのはまさにこれにあたります。
弱形発音というふうに言ったりするのですが、これを練習するとリスニングにも効果が出やすいです。弱形発音に関する動画もあるので、興味のある方はcheckしてみてください。
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