大阪府私立小学校連合会による大阪府内の私立小学校に在籍される教員向けの研修にお招きいただきました。
ご招待頂いた背景
ご招待頂いた背景は、幹事の方がドクターDの発音矯正YouTubeをご覧いただき、そこで喉から声を出すことが大切であり、しっかりと教わらない限り、日本人が自然と身につけることはない。こういったことは中高で教わったことが無く、小学校段階でも教えることができれば、子どもたちの発音も変わってくると思われたからだそうです。
このメソッドを大阪府の私立小学校の皆さんにも広めていけないかと思われご連絡頂きました。
セミナー内容
コロナ禍ということでセミナーはオンラインで行われました。参加者は13名で時間は1時間、一人ひとりに対して発音指導を行うことは出来ないため、代表で一人を選出し、その方に対して主に発音指導を行い、周りの方には指導をしっかり観察して頂き、どうすればどのように変わるのかを実際にご覧いただくという内容とさせて頂きました。
研修の時間配分
▶発音プログラムの背景(10分)
▶発音体験プログラム(40分)
代表で1名を指名させて頂き指導する
▶授業に関する提案と質疑応答(10分)
ご挨拶(10分)
<発音プログラムの背景についての紹介>
・ドクターDイングリッシュという発音専門スクールで提供しているトレーニング
・発音専門スクールなので発音しか教えない⇒受講生は?
・海外に行って自分の英語に絶望した大学院生や駐在員、あとは英語教員、通訳などの英語のプロを中心に指導させて頂いています
・近年にわかに発音ブームで、発音専門スクールが乱立しているがその走り
・指導方法の特徴⇒主に発声とリズムのアプローチで発音トレーニングを行う
・従来型の一つ一つの子音や母音に対しての口の形や舌の位置を矯正する方法ではない
・非常に即効性があり、これまで通じにくかったものが一発で通じた
・特にトレーニング後はリスニングに大きく影響する
・文字に起こせばわかるが話されると聞き取れない問題が、発音トレーニングによってある程度解消されるから
・今回教員の皆様の前で研修をさせていただく事には大きな意味がある
・基本、学校英語でみんな英語の下地を作ります(私自身もそうでした)
・小学校、中学校の英語教員の影響力はものすごく大きい⇒未来の大人の下地を作っている
・そこに対して今回、発音指導のきっかけを持ち込めることは大きな意味があると感じています。
<日本人の英語力の良い面>
・読解力に優れている
<日本人が抱える英語力の問題>受講生からのデータ
・海外で通じない、聞き取れない問題(MBA生の80%が経験)MIT、コロンビア、イェール
・普段の授業で少しでも発音にフォーカスしていただけると少し変わる
・学校で発音にフォーカスする難しさ⇒カタカナ発音がマジョリティで良い発音がマイノリティ(馬鹿にされる)
・しかしながらカタカナでインプットした英語はそのままでは使い物にならずリスニングにも不利である
・いざ英語を使おうとする機会に絶望する ⇒なんとももったいない
<発音が多くを解決する>
・実際発音をやるとほとんどの人がまずリスニングが伸びている(自分の知っている言葉が聞こえるようになる)YouTubeでもこういったリスニング向上体験が出来る動画を沢山あげているので是非ご覧ください。
発音体験プログラム(40分)
今回は短い時間ですので、代表でどなたか1名を選ばせて頂き、私はその方に向けて指導を行い、しっかり声を出して頂きます。他の参加者はその間は「マイクをミュート」した状態で、それに重なるように参加して頂くというような形にしようかと思っています。
・Before録音
・喉奥発声とブレスフロー
・シラブルトレーニング(崩れた発音に効果的)
・リズムトレーニング
・After録音
授業に関する提案と質疑応答(10分)
もし普段の授業で発音練習の機会を設けたいということであれば個別にご相談ください。
・授業で使える簡単なプログラム
・小学生向けの簡単な例文で、発声、シラブル、リズムトレーニングなど10〜15分で完結するようなもの
・小学校でのphonicsのカリキュラムの作り方について
・Phonics song(スペルと発音の法則を学ぶもの)
・レベルに応じたストーリーを音読する中で発音を覚える
・子供向け おさるのジョージで発音練習
発音研修依頼について
ドクターDイングリッシュはオンラインで事業展開を行っているため、日本各地にトレーナーが居ます。どの地域からあっても現地に赴き対応することが可能ですのでお問い合わせ下さい。
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