皆さんこんにちは、発音ディレクターDr. Dです。
ちなみに先ほどの英語はこれでした。Sorry. I don’t know what to say.
ネイティブ英語が早くて全然聞き取れない。きっとほとんどの人がそう感じていると思います。ネイティブが普段話す英語は、多くの単語が音がつながった状態で発音されているので、単語を聞き取ろうと思っても、音が変化していて、なかなか聞き取れなかったりします。
そこで今回は一つ魔法のワークを紹介したいと思います。とは言いましてもこのチャンネルでは、昔からお馴染みの「シラブル読み」です。あの英語をお経みたいに1音づつ読んでいくやつです。
I don’t know what to say.
/ai doun nou wa tu sei/
今回は普段使いの英語表現が満載のドラマ、フレンズを使って、セリフをシラブル読みしていきたいと思います。そしてセリフがゆっくり聞こえるようになる感覚をぜひ体験してみてください。
今回の練習シーン
ではさっそく今回練習するシーンを聞いてください。
いかがですか?このChandlerって役は普段から結構このくらい早口なんですね。なので簡単な言葉でも聞き取りにくかったりすると思います。
では練習の前にセリフの確認をしていきたいと思います。
Is that supposed to be funny?
I was really worried over here.
You know, sometimes that fake out thing is just mean.
Okay man, I’m sorry.
I did not mean to make you feel bad.
Well, that’s good, because you didn’t.
I’m incredibly happy for you.
That’s mean!
シラブル読みとは
ではここからシラブル読みを始めていきます!
このシラブルというのは、英語の「1音」として捉えられる発音単位のことです。もっと正確に言うと、「母音1つを含む音のかたまり」のことなのですが、ピンと来なければそれでも構わないです。進めていくうちに「こういうことかな〜」って感じでなんとなくわかってくると思います。
例えば次の文章をシラブルで分けるとこうなります。
What a beautiful summer day.
what-a-beau-ti-ful-su-mer-day
そしてこれをネイティブが発音する様につなげて発音するとこういう発音になります。
what-a-beau-ti-ful-su-mer-day
/wuh da bu di fol dei tu dei/
これがシラブル読みです。それぞれのフレーズを5回ずつ練習します。
音の数だけは間違えない様に発音を真似してください。準備はいいですか?
FRIENDSのシラブル読み
Is that supposed to be funny?
/iz tha suh pouz tu bi fuh ni/
I was worried over here.
/ai wuz wah rih dou ver heer/
You know, sometimes
/yu nou sum taimz/
that fake out thing is just mean.
/tha fei kau thing iz jus meen/
Okay man, I’m sorry.
/ou kei man, aim sah ri/
I did not mean to make you feel bad.
/ai dih nah meen tu mei kyu feel bad/
Well, that’s good,
/wul thats good/
because you didn’t.
/bi kaaz yu di dun/
I’m incredibly happy for you.
/uh min kre dub li ha pee for yu/
That’s mean!
/thats meen/
はい、練習お疲れ様でした!それでは同じシーンをまとめてもう一度聞いてみましょう。
どうでしょう?かなりはっきりと発音が認識できる様になりませんでしたか?
コピーイングとは
ではせっかく発音練習したので、ついでにコピーイングにも挑戦してみましょう。聞き取りさえ出来る様になったら効果的にスピーキングを伸ばせる練習方法です。
コピーイングとは単純に音真似する練習です。シャドーイングが動画を流しっぱなしで後から着いていくのに対して、コピーイングは頻繁に一時停止して発音を繰り返す練習です。
コピーイングを効果的にするコツ
・声のトーンやリズムも真似る
・意味を噛み締めながらやる
・スムーズに発音できないフレーズは出来るまで繰り返す
まとめ
はい、皆さん、今回はしっかり練習できましたか?
こういった発音練習を続けることで、どんどん聞き取れるようになって、新しいボキャブラリーもどんどん増えて、話せることが増えていきます。
英語を真剣に話せる様になりたいのであれば、最低でも3年くらいは地道に練習を積み重ねていきましょう。たまにしか練習しなかった3年と、毎日練習を積み重ねた3年では全く違った未来が待っています。
私も毎週こういった発音練習ができる動画を更新し続けますので、皆さんも頑張ってください。
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