YouTubeに英語声#43「英語の母音はいくつある?」
をアップしました。
答えは、
「はっきりしません」
何故かというと、
母音とは1音節で発音される「声」の事で、
日本語で1音節と言えば、「あいうえお」と、
とてもシンプルですが、
英語の場合は母音同士が組み合わさって、
2重、3重となっても1音節で発音されるからです。
例をあげると、
日本語の「愛」は「あ・い」と2音節。
英語の「I」は「あ〜ぃ」と1音節です。
究極で言うと、
“your idea”の繋ぎの母音は、
4つの母音が重なっています。
aw – r(半母音) – uh – y(半母音)
フレーズ発音では、
これを1音節で捉えることも出来るわけです。
「yaw r uh y – deer」
ということは、
[awruhy]という4重母音があるとも言えます。
こういった様々な組合せが、
フレーズ発音になると出てきます。
こんなの一つ一つやっていては、
キリがありません。
英語の母音の数というのは、
説明する人によって違ってきたりするわけです。
なので、
この様に一つ一つの母音を
単発で出せるようになることより、
基本的な3種類の母音(Front/Back/Central)
のそれぞれをフレーズの中でちゃんと活かせるか、
の方が重要なのです。