発音力はコミュニケーションの要
株式会社クレハ様(東京日本橋本社)にて、海外駐在を控える社員様向けに発音の語学研修を担当させて頂くことになりました。
まず初日は「発音を学ぶ価値」や「発音を習得することで効果を発揮する英語の学習方法」などのデモンストレーションを行わせて頂きました。発音能力は英語でのコミュニケーションにおいて最も重要なスピーキングとリスニングの要となります。
たとえTOEIC800以上を保持する英語が比較的堪能と思われがちな人でも、現地でのコミュニケーションにおいて相当苦労を強いられます。理由は「相手の言っていることがちゃんと聞き取れない」や「自分の発音が通じない」などです。
日本語とは全く異なる性質を持つ英語の発音を学ぶことで、相手の言っていることがもっと聞き取れるようになり、自分の発音が通じやすくなり、コミュニケーションが円滑になります。
プログラム概要
週2回、各2時間の研修枠で5名づつに分かれ発音トレーニングを行います。
1.喉奥発声
声を響かせ、息の流れを利用して発音する方法を学びます。英語を発音する時に、口の形や舌の位置などに注目しがちですが、英語は日本語とは全く異なる発声法で発音されているため、例え形だけを正しても発音はあまり成り立ちません。まずは英語らしい声の出し方を覚え、それを基本にして発音を整えます。
2.リズム
英語は重要な単語を中心にリズムを取るように発音されます。それによって全ての音をしっかり発音しなくても内容は相手に伝わる仕組みです。カタカナ英語では音節全てを並べるようにして発音しますが、ネイティブが話す英語はストレスでリズムを取りながら発音されます。
3.子音・母音
英語の発声とリズムを押さえて上で、各子音や母音のエクササイズを行います。
4.イントネーション
英語はイントネーションをつけて話すことでより意味が伝わりやすくなります。イントネーションは音程の高低差をつけることで表す感情表現のようなものです。
発音研修依頼について
ドクターDイングリッシュはオンラインで事業展開を行っているため、日本各地にトレーナーが居ます。どの地域からあっても現地に赴き対応することが可能ですのでお問い合わせ下さい。
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