英語は日本語の5倍の息の量が必要?

今回のテーマは英語の「息」

今回の動画では英語はいかに息の音が重要かについてお話します。

結論からお話すると、英語の発音は全て息の流れの上に成り立っています。

なので息の流れが途絶えると発音がそもそも成り立たなくなるわけです。

それを実感して頂くために、まず始めにいくつかネイティブの英語を聞いて頂きます。

ネイティブの息の使い方

そこで英語発音のもっとも大きな特徴である「息の漏れる音」に注目していただきたいと思います。

Today I’m going to talk about work. And the question I want to ask and answer is this: “Why do we work?

例えば「work」。カタカナベースで発音するとworkのkで喉を閉めてブレスを止めます。でも英語はブレスを止めずに吐き切ります。

この差、どうでも良い小さいことのように思えるかも知れませんが、これがあるとないとでは大違いです。

例えば次にandが来たとしましょう。workの「k」で音を止めていると、次の音になめらかにつながらず、フレーズで聞くとプツプツ切れた感じになってしまいます。

ネイティブの摩擦音

When I was seven years old and my sister was just five years old, we were playing on top of a bunk bed

例えば「my sister was just five years old」。カタカナベースで発音するとSの摩擦音が途切れて次の音につながりません。

これも先程のworkの k と同じことですね。常に次の音につなぐ形で語尾の子音を発音しないとプツプツ切れた感じになってしまうわけです。

ネイティブのH

This is called Hooked on a Feeling: The Pursuit of Happiness and Human Design.

例えば「Hooked, Happiness, Human」など。カタカナベースで発音するとHの摩擦音がほとんど聞こえません。

このようにカタカナベースで発音すると英語の特徴である息の音がほとんど出ないわけです。

これらをしっかり出そうとすると意識的にかなり強く息を吐かなくてはなりません。

感覚的には本当に日本語の5倍くらいの強さをねらって丁度良いくらいかと思います。

しかし同時に英語はかなりルーズでリラックスした発音の特徴をもっています。

息を沢山吐いて発音するコツ

日本人が強く息を吐いて発音しようとするとどうしても固くなってこんな感じになります。

Today I’m going to talk about work(音声は動画参照)

しかし実際の発音はもっと力の抜けた感じです。

Today I’m going to talk about work(音声は動画参照)

なので実際には息を強く吐くというよりは、沢山漏らせば良いといった感じです。

コツは口周りの力を出来る限り抜いて、息の通りを良くします。

エクササイズ

Today-Today-Today(音声は動画参照)

この時に口に力が入っていると、特にTやDの位置で音の詰まりが出来ます。

この詰まりが出来ないように、ふんわりと口を動かします。

Talk about work-Talk about work-Talk about work(音声は動画参照)

英語はこの力の抜き加減がかなり重要です。

息がしっかり漏れる通路を常に確保しなくてはなりません。

この息の流れを意識してフレーズを練習したいと思います。

リズムに乗せて一拍ずつ音を増やしていくので、リピートしてください。

Today I’m going to talk about work. And the question I want to ask and answer is this: “Why do we work?

いかがでしょうか?

ちょっとは息の流れを感じることが出来ましたか?

このなめらかな息の流れが英語のフルーエントさを作ります。

もっと英語らしい自然な発音に近づきたい人は是非この息の流れの安定感を意識してみると良いかと思います。

The following two tabs change content below.

Dr.D

Dr.D

マスタートレーナー

発音トレーナーで「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。ボーカルトレーナーとしての経験をもとに日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。専門学校などの英語のボイストレーナー職を経て2011年に独立。現在、英語教師や通訳者などのプロを含む毎年100名以上の受講生に発音の個別指導行っている。10回〜20回の指導で発音を根本から変えることが出来る。

コース一覧

発音コース
発音コース:認定発音トレーナーが専属で発音のプライベートレッスンを行います。発声法やリズム感覚から根本的に鍛え、わずか10回〜20回のレッスンで英語が断然聴き取りやすく、また伝わりやすくなります。推奨受講ペースは週1回〜2回程度。レッスンはSkypeもしくはZoomを使用します。 体験レッスン
動画コース
動画コース:現在レッスン予約待ち3ヶ月以上、Dr.Dの「発音コース」の内容が、そのまま「動画レッスン見放題+公式テキスト+質問受付」で受けられます。公式発音テキストに沿った5分レッスン動画が100本以上、YouTubeとは比較にならない良質コンテンツが見放題。 会員登録

Leave a comment

Your email address will not be published.