専門家がリスニングが飛躍する英語のリズムを徹底的に解説してみた

Presenter

ドクターD イングリッシュ
発音ディレクター Dr. D

・英語発音専門スクール 創立者
Fishing Life Awaji オーナー船長
・今年身につけたスキルはなんですか?

今回の概要

リズムを理解するとリスニングが伸びる!
1. カタカナ発音は音の数が違う
2. 単語は先頭の音から聞こえるは限らない
3. 強勢は強さよりタイミングが重要
4. 発音が埋もれる単語が沢山存在する
5. ドラマFriendsのワンシーンで発音練習

リズムの基礎シラブル

カタカナ発音は”音節=シラブル”の数が違う
improve : /ɪmˈpruːv/
リズムに置き換えるとかなり違って聞こえる
カタカナ:タン・タ・タン・タ(4音)
英語発音:タン・タン(2音)

リズムを作るストレス

単語にはストレスを置くシラブルがある
improve : /ɪmˈpruːv/
発音記号の「ˈ」 がストレスシラブル
ストレスはただ強調されるだけではなく、
リズム的なアクセントの要素がおおきい
I want to improve. /uh ˈwa naim ˈpru:v/
文になるとimproveのimが聞こえにくくなる

ストレスをリズムで捉える感覚を掴もう
”One two three four improve”
カタカナ的リズム:
ˈone-ˈtwo-ˈthree-ˈfour-ˈim-ˈprove
英語的リズム:
ˈone-ˈtwo-ˈthree-ˈfourim-ˈprove

ストレスの置き場所

意味を込める単語にストレスは置かれる
It has been ˈalways ˈhard for ˈme to imˈprove.
リズム的なアクセントで発音すると、
It has been always /its bin ˈal weiz/
hard /ˈhard/
for me /fer ˈmee/
to improve /tuim ˈproov/

埋もれる単語について

ストレスを置かない単語は吸収される
It has been ˈalways ˈhard for ˈme to imˈprove.
It has been always /isbinˈal weiz/
hard /zˈhard/
for me /frˈmee/
to improve /tumˈproov/

発音練習

I ˈthought ˈJoey and ˈI would be oˈkay
ˈonce we ˈhung ˈout
but it’s like we ˈdon’t ˈeven ˈknow ˈhow to ˈbe with ˈeach ˈother anyˈmore.
ˈI know it’s ˈtough now
but ˈthings will get ˈbetter.

ˈHow do you ˈknow that?
ˈWhat if it just gets ˈworse and ˈworse and ˈworse
to the ˈpoint where we ˈcan’t ˈeven ˈbe in the ˈsame ˈroom with ˈeach ˈother?
I’m ˈnot ˈgreat at the aˈdvice.
Can I ˈinterest you in a sarˈcastic ˈcomment?

まとめ

英語はストレスを置く単語=意味を込める単語
を中心に発音するので、そこを中心に
聞けば自然と意味が分かる様になっている。
逆に、全ての単語をはっきり発音した場合、
直感的に意味が頭に入ってこない。
リズムの仕組みを理解して、発音練習を
繰り返せばリスニング力は爆伸びします。

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About Dr.D 609 Articles
ドクターDイングリッシュの創立者。元プロミュージシャンで英語ボイトレ講師を経て2011年に発音スクール設立。YouTuber歴10年以上。日本の英語教育に発音を普及させるミッションを掲げ邁進中。淡路島で外国人専用Fishing Charterのオーナー船長も務める。

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