伝わる英語を話すためには、まずカタカナっぽさを減らして、英語っぽさを増やす必要があります。
英語と日本語の発音を比べると様々な違いがあります。しかし、それ以前に声の使い方自体、かなり異なります。
今回の動画はこの「声」の使い方に焦点を当ててお話ししています。
日本語と英語の「声」の違い
ここで日本語と英語、それぞれの発声法で文章を発音してみます。(動画で聴き比べてください)
Seven years ago, a student came to me and asked me to invest in his company.
(この例文はこちらのTEDからの引用です)
https://www.ted.com/talks/adam_grant_the_surprising_habits_of_original_thinkers/transcript
<日本語の発声>
喉に力が入っていて音が緊張気味に途切れる
<英語の発声>
喉の力が抜けていて音が途切れることなくフレーズ全体を一息で発音している
カタカナ発音が伝わりにくい理由
カタカナ発音の伝わらない原因の一つとして音がプツプツ切れてしまうという問題があります。
音が細かく途切れるとストレスに必要な「音の伸び」も無くなるため非常に聞きにくい発音になります。
英語は基本、喉を開いた状態で息を漏らしながら発音しています。
しかし日本語は母音の直後に喉を閉じる傾向があるために、それで英語を発音する際に音が細かく途切れる。
以下のポイントを動画で聴き比べてみましょう。
・母音の直後に喉が閉じている発音はこんな感じ
・喉を開いた状態の発音はこんな感じ
英語の声を掴むエクササイズ
母音の後に喉を閉じずに、そのまま次の子音に繋ぐ練習
mah-mah-mah-mah
monitor-monitor-monitor-monitor
se-se-se-se
seven-seven-seven-seven
yee-yee-yee-yee
years-years-years-years
goh-goh-goh-goh
ago-ago-ago-ago
最後に文章で練習します。喉が閉じてしまわないように気をつけましょう。
Seven years ago, a student came to me and asked me to invest in his company.
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