皆さんこんにちは! ドクターDイングリッシュ、シニアトレーナーの上村(Yumi)です。
突然ですが、こんな経験はありませんか?
- 「カタカナで知ってる単語なのに、ネイティブの会話だと聞き取れない…」
- 「簡単な単語のはずなのに、何度言っても通じなかった…」
もし一つでも当てはまったなら、その原因は個々の「音」の問題ではなく、“リズム” の問題かもしれません。
今日は、多くの日本人学習者がつまずきやすい「カタカナ英語」と「英語本来のリズム」の違いにフォーカスし、あなたのリスニング力とスピーキング力を劇的に変えるトレーニングをご紹介します!
あなたの耳はどれくらい英語のリズムに慣れている?
まずは簡単な聞き取りチャレンジです! 今から英語の単語を6つ言います。いくつ聞き取れるか、ぜひ試してみてください。
(音声がある想定で読んでみてくださいね!)
- Yogurt
- Shower
- Party
- Pattern
- Matter
- Salad
いかがでしたか?
正解はこちらです。
- Yogurt(ヨーグルト)
- Shower(シャワー)
- Party(パーティー)
- Pattern(パターン)
- Matter(マター)
- Salad(サラダ)
全部、一度は聞いたことのあるお馴染みの単語ですよね? それなのに「あれ?」っと思った単語があったなら、それはあなたが無意識に“カタカナのリズム”で英語を捉えようとしている証拠なんです。
解決の鍵は「ソーダ」のリズム!
英語のリズムを身につけるための魔法の言葉、それが**「ソーダ」**です!
🥤 ソー(強く・長く) 🥤 ダ(弱く・短く)
この**「強・弱」**の2拍のリズム。これが、多くの英単語の基本になっています。 さっそく、このリズムを口に馴染ませていきましょう。ソーを強く、ダを軽めに、4回繰り返してみてください。
ソーダ, ソーダ, ソーダ, ソーダ
できましたか? では、この魔法のリズムを使って、先ほどの6つの単語を発音矯正していきましょう!
「ソーダ」リズムで実践トレーニング!
1. Yogurt (ヨーグルト)
- カタカナだと…「ヨ・ー・グ・ル・ト」(5拍)
- 英語だと… 「Yo-gurt」(2拍)
英語はたった2拍です。強い「Yo」と弱い「gurt」で、まさに「ソーダ」のリズム!
🗣 練習してみよう! Yo-gurt, Yo-gurt, Yo-gurt, Yo-gurt
🗣 「ソーダ」と交互に! ソーダ, Yogurt, ソーダ, Yogurt
🗣 文章でリズムを掴もう! I want to eat some yogurt. (タ・タン | タ・タン | タ・ソーダ) (I want | to eat | some yogurt)
2. Shower (シャワー)
- カタカナだと…「シャ・ワ・ー」(3拍)
- 英語だと…「Sha-wer」(2拍)
これも「ソーダ」のリズムですね!
🗣 練習してみよう! Shower, Shower, Shower, Shower
🗣 文章でリズムを掴もう! He will take a shower. (タ タ タン | タ ソーダ) (He will take | a shower)
3. Party (パーティー)
- カタカナだと…「パ・ー・ティ・ー」(4拍)
- 英語だと…「Par-ty」(2拍)
「パー」と伸ばすのではなく、「Par」にアクセントを置いて「ty」は軽く添えるイメージです。
🗣 練習してみよう! Party, Party, Party, Party
🗣 文章でリズムを掴もう! Are you coming to the party? (タ タ ソーダ | タ タ ソーダ) (Are you coming | to the party?)
4. Pattern (パターン)
- カタカナだと…「パ・タ・ー・ン」(4拍)
- 英語だと…「Pat-tern」(2拍)
しっかり「ソーダ」のリズムで発音しましょう!
🗣 練習してみよう! Pattern, Pattern, Pattern, Pattern
🗣 文章でリズムを掴もう! I have seen this pattern. (タ タ タン | タ ソーダ) (I have seen | this pattern)
5. Matter (マター)
- カタカナだと…「マ・タ・ー」(3拍)
- 英語だと…「Mat-ter」(2拍)
これも「ソーダ」! “What’s the matter?” のフレーズでお馴染みですね。
🗣 練習してみよう! Matter, Matter, Matter, Matter
🗣 文章でリズムを掴もう! What’s the matter? (タン | タ ソーダ) (What’s | the matter?)
6. Salad (サラダ)
- カタカナだと…「サ・ラ・ダ」(3拍)
- 英語だと…「Sal-ad」(2拍)
日本語だと平坦な3拍ですが、英語では「サラッ(ド)」というイメージです。
🗣 練習してみよう! Salad, Salad, Salad, Salad
🗣 文章でリズムを掴もう! She will make your salad. (タ タ タン | タ ソーダ) (She will make | your salad)
まとめ:英語はリズムが命!
いかがでしたか? 今日は、英語らしいリズムの第一歩として「ソーダ」のリズムを練習しました。もちろん、英語にはこれ以外にもたくさんのリズムパターンが存在します。
大切なのは、英語の発音は音だけではなく、“リズム感”が超重要だということです。
日本語の「カタカナ英語」にはない強弱のリズムを意識するだけで、 ✅ あなたの英語が、驚くほど通じるようになる! ✅ ネイティブの英語が、スッと聞き取れるようになる!
ぜひ、今日の「ソーダ」のリズムを何度も繰り返し練習して、英語の感覚を体に染み込ませていきましょう!
Thank you for reading! See you next time, and keep practicing. Bye!
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