Black(黒人系)の英語は日本人にとってはかなり聞き取りづらいと思います。それでは、どうしてCaucasian(白人系)の英語よりもBlackの英語が聞き取れないのでしょうか?
Black(黒人系)が話す英語の特徴
Black(黒人系)が話す英語はかなり特徴が強く聞くと一発でブラックの英語だと分かります。そこで黒人系が話す英語の特徴を捉えた上で、どのようにすれば彼らの英語が聴き取りやすくなるのかを解明してみたいと思います。
まずはこの動画の英語を聞いてみて下さい。ちゃんと聞き取れますか?そんなに難しい事は言っていません。タイトルのProcrastination(グズグズする事、怠慢)という単語以外はTOEIC700点くらいのボキャブラリーでカバーできます。
アクセントの起伏が激しい
Black(黒人系)が話す英語はアクセント(強音)とリダクション(弱音)の差がかなり激しい。いきなりガツーンとアクセントをおいたかと思うと、いきなりストーンと音を落とします。
ストレス音のタイミングがリズムになっている
白人が話す英語よりもストレス音が一定のリズムに乗って話されています。
タータンタ・タータンタ・ター…
言葉のリズムが跳ねている
これは周知の黒人のリズムのとり方の特徴ですが、彼らのリズムは自然とシャッフル(ハネる)します。
これは彼ら独特のリズム感覚で、例えばドラムを叩かせてもトレーニングしない限り、自然と音がハネてしまい、ストレートのリズムを刻むほうが難しいようです。
このリズムの特徴がJazzやHip Hopなどのハネたグルーブを生み出しています。
黒人リズムの例:タータ・タータ・タータ
言葉のテンポが早い
アクセントとリダクションの起伏が激しく、リズムがシャッフルし、さらにリズムもどんどん食い気味になるので、まくし立てる感じになり、その結果テンポ感はかなり早くなります。
特にリダクション(減音)されている部分がかなり省略されるので、その分スピードは早く感じます。
Black(黒人系)英語を聞き取る方法
Blackが話す英語の特徴をあげましたが、それらは英語そのものの特徴でもあります。それがかなり大げさにされているのです。なので、聞き取る方法は前回の記事でも紹介した「ストレス音を追って聞く」という方法でいけます。
それではこの動画のスクリプトを見ながら音声を聞いてみましょう。それでストレス音を追うような形で聞いてみましょう。そうするとストレス音が綺麗にリズムになっているのがわかると思います。
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