前回の記事では英語で日本円の大きな金額をとっさに言える様になるコツについてお話ししましたが、今回はアメリカドルでの大きな金額をとっさに言える様になるコツです。
目次
円とドルの大体の為替感覚
多くの人が日本円をドルに換算する時に、単純にゼロを2つとって計算すると思います。ここ30年くらいで見ると平均して大体100円ちょっとなので、自然と日本円からゼロを2つとったらアメリカドルというふうなイメージが出来ました。ちなみに今日の為替は103円でした。リーマンショクから変動が激しかったので、最近やっと安定し始めたという印象です。
ドル暴落の被害に遭いました
僕が2009年にカナダから帰国した時はリーマンショクの直後でかなりの円高でした。監禁する時には1ドルが60円代という瞬間もありました。カナダでレートが1ドル120円の時に稼いだドルが、帰国後1ドル70円くらいにまで暴落。持ち金が一気に半減したわけです。ちなみにカナダはカナダドル。感覚的にはアメリカドルの80%〜90%くらいの価値ですが、当時は2010年のバンクーバーオリンピックに向けた好景気でアメリカドルより高いくらいでした。
さて、国際的な取引では金額の目安としてドルがよく使われます。また、円の価値がピンとこない日本に短期滞在している欧米人には何でもドルに置き換えて説明することがあると思います。
10万円以上の金額をドルでいう場合の捉え方
旅行などである程度ドル慣れしている人であれば、100円単位や1,000円単位、また10,000円単位だと1ドルから100ドルの単位なので比較的すぐに言えると思いますが、問題は日本円で10万円以上の場合です。このくらいの金額になると旅行程度ではまず使わない金額です。
大きな金額の場合はそれぞれの桁で具体的な値段と直結させてインプットしておくと楽です。
▶️1,000ドルの桁はRent(アパートの家賃)
アメリカやカナダの都市部だと、Studio(ワンルーム)タイプの部屋でも1,000ドルはします。そして家賃をいう時によく使われるのが1,500ドルをよくfifteen hundred dollarsと言ったりします。『15,00』という捉え方です。
▶️10,000ドルの桁は車の値段
例えばアメリカで売られているBMWで一般的な3シリーズの新車の値段の感覚としては40,000ドル弱です。なので新車価格で言うとよほどの高級車ではない限り大体は10,000ドル(ten thousand)の桁です。
▶️100,000ドルの桁は庶民の家
日本のマンションが1000万円の桁なのと同じで、ドルでいうと100,000ドル(hundred thousand)の桁がコンドの値段としては一般的です。
▶️1,000,000ドルの桁は富裕層の家
1,000,000ドル(million)というと日本円では億です。なので日本と同様富裕層が住む家やコンドといった感じです。
ある程度大きな金額をドルで言う時には、このようにそれぞれの桁で目安となる物がイメージできると言いやすくなります。このイメージがないと簡単に1桁間違えたりしてしまいます。1桁の差はかなりでかいのでその瞬間、話が「???」となってしまいます。
ちなみにビバリーヒルズなどにある超豪邸ともなると10,000,000ドル(ten million)の桁になってきます。日本円で10億の桁です。4年落ちの中古物件でこの値段です。
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