英語の発音が良くなるともちろん通じやすくなるので、コミュニケーションがもっとスムーズに行くようになったり、また英語の発音感覚が付くことでリスニング力が向上したりします。
これらは発音上達の周知の効果ですが、実は発音が上達すると他にも素晴らしい効果が現れます。これは実際に私の受講者の方が経験した内容です。
仕事での成約率が大幅に伸びた!
貿易会社にお勤めでアメリカに駐在されている受講者の方から伺ったお話です。主に営業を担当されている方で発音に自信がなかったことから当発音コースを受講されていました。
元々発音はそこまで悪くは無かったのですが40回のレッスンを受けた後はかなり自然な発声で英語を話せるようになりました。そして何ヶ月かたった頃にメールを頂き、「以前より格段に仕事での成約率が伸びた!」とのご報告を頂きました。
これはおそらく発音がより自然になった事で、「信頼度」がアップしたからではないかと思います。特に営業やプレゼンターなどは発音が悪いと、聞いている方も聞く気が失せてしまいます。
あなたの会社に日本語の発音が下手なアジア系の外国人が営業に来たことを想像してみて下さい。いくら内容が良かったとしてもどこか信用できないという節がありませんか?
しかし発音が日本人並みに良かったとするとどうでしょう?同じ内容だったら発音の良い方を選びませんか?
英語圏で仕事をするには発音力は必需!
発音上達は特に海外でその威力を発揮します!
そして発音は海外に出た日本人の大半の悩みでもあります。「まさかこんなに通じないなんて・・・」というのはよく聞く話です。それくらい日本語ベースでの英語はわけがわからないんですね。
アクセントがはっきりしないし、子音も埋もれていて言葉の輪郭があいまい。なんかの呪文みたいに聞こえる。日本人が話す英語の印象とはこんな感じです。
日本人が変えるべき発音のポイント
これはいくら子音や母音を調整したところでそれほど変わりません。それ以前に発声やブレスフローなどが出来ていなければ子音も母音も自然に絡まないからです。
子音に関しても、ブレスの流れがないところでいくら強く発音しようとしても、結果として母音が強くなるだけです。逆に力を緩めて息の流れを作らないと子音は絡みにくい。
母音に関してだと、いくら口の形を意識しても、声を共鳴させるポイントがズレていたらそれは全く違った音に聞こえますし、アクセント以外の母音がハッキリしすぎていると逆にアクセント母音の存在感がうすれ通じにくくなる。
発音上達は一朝一夕ではいきませんが、それでも上達させる価値はかなり高いと思います。
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