発音トレーナーのDr.Dです。今回のYouTube動画は「th」が難しければ「t」で発音しちゃえ!ってテーマでお話しています。
先日パイロットの受講生の方のレッスンで伺ったのですが、threeやthousandを「t」で発音するように言われているそうです。
確かにthは他の非ネイティブにとっても難しく「s」っぽくなってしまうので、それだったらいっそ「t」で統一したほうがいい。っていうのもわかります。
「th」本来の発音は「s」っぽくなりやすい
前歯と舌の腹の隙間で起こす摩擦音だが、これはちょっとずれると「s」っぽくなってしまう。
特に日本人がこれを発音すると9割以上の確率で「s」と聞き間違えられてしまう。
実は「th」は「t」で代用できる
多くの非ネイティブは「th」を「t」で発音しています。実はこれに気がついている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
またパイロットは誤解のないように「three」を「tree」、「thousand」を「tousand」と発音するように指導されているようです。
たしかに誰でも発音できる「t」を「th」の代用とするのは納得がいきます。
「th」は「t」の一種と考える
「th」はそのスペルの通り「t」を含む音です。要するに「t」の一種と考えても良いでしょう。
「s」よりも「t」寄りの音になるべき。「th」の発音が煩わしいのであれば、ちょっとルーズな「t」くらいで捉えておいても良いと思います。
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