脱カタカナ英語のカギは「ため息」にある【GRIT:やり抜く力】

日本人は語尾で喉を閉じる

ネイティブの発音は語尾で息が逃げる音がするのに対し、日本語だと音がピタッと止まる。

これは日本人の英語発音の典型的な例で、語尾で喉を締めるクセがあり音がスムーズに流れない。そして音がスムーズに流れないとストレスが安定しない。

What struck me was that IQ was not the only difference

What struck me←(ここで喉を閉じない)
was that IQ ←(ここで喉を閉じない)
was not the only difference←(ここで喉を閉じない)

しかし語尾でため息をつく様に発音すれば、スムーズに次の音につなぐことが出来る。そうするとストレスにゆとりが出来て安定する。

今回練習用にピックアップするスピーチはこちらです。

Angela Lee Duckworth
Grit: The power of passion and perseverance

GRITとは「やり抜く力」

GRITは4つのキーワードの頭文字で、Guts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(粘り強さ)の4つの要素からなり、「やり抜く力」を意味します。

様々な分野で多大な成果を上げた「成功者」に共通するのがこの「GRIT」だそうです。いわゆる「成功のためのキーワード」ですね。

ちなみにこの内容がものすごく良いので、ぜひTEDで全部見て頂ければと思います。

当時27歳だった彼女はコンサルの仕事を辞めて、ニューヨークの中学で数学を教え始める。そこで気付いたのは、「IQだけが学業での成否を決めるわけではない」ということ。成功のカギとなるのは「やり抜く力」ということについてお話されています。

一つのことを「やり抜く力」は全てに通ずる

この「やり抜く力」というのは私も非常に大事だと感じています。

私自身も発音を教える仕事を本業としてもう8年になりますが、8年も同じことを毎日毎日突き詰めると、もうありとあらゆる問題に直面して、それらを一つ一つ乗り越えていくことで、ありとあらゆる問題解決や目標達成へのプロセスを把握することが出来るわけです。

このありとあらゆるプロセスを把握することは、たとえやることが変わっても本質的な部分は変わらないと思うので、何をやってもそこそこの結果が出せるようになってくるんじゃないかなと思っています。

これは私の前職の音楽の仕事で、これまた10年ほど毎日毎日音楽のことばっかり考えて生きてきたわけですが、その頃に得たプロセスがあるからこそ今こうやって、そこそこ発音スクールを繁盛させることが出来ているのかなと、そう思うわけです。

なのでこの「やり抜く力」の重要性に関しては私自身強く共感してしまうわけです。

本題に戻りますが、ネイティブは語尾でため息をつく様に発音する。それによって滑らかに音をつなぎストレスを安定させることにつながる。

今回はこれを意識して、このスピーチの一節を一緒に練習したいとおもいます。

発声練習を行います

1.発した声をため息で逃します
2.これを連続させて音をつなぎます

Mah mah mah mah
Mahmahmahmah

フレーズで練習

What struck me
was that IQ
was not the only difference
between my best and my worst students.
Some of my strongest performers
did not have stratos pheric IQ scores.
Some of my smartest kids
weren’t doing so well.
And that got me thinking.
Dr.D
About Dr.D 572 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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