シラブル数が違うと英語は通じない!英語のリズムの超基礎編

基礎が無いと真似てもグダグダになる

最近は英語のリズムについて取り上げた動画が多めだったんですが、結局基礎がしっかり出来ていない状態で音の強弱を付けようとしても、音が崩れてしまいなかなかうまくはいきません。

イメージとしては楽器をやるときに、一つ一つの音の粒がしっかり出せていないうちに、雰囲気だけ真似てノリを出そうとしてもグダグダになってしまうのと同じです。

なので今回はストレスを置いてリズムを付ける前に是非練習しておきたい、リズムの最も基礎となるシラブルというものについてやっていきたいと思います。

シラブルって何?

シラブルは英語では Syllable、日本語では「音節」ということなんですが、もう少し噛み砕いて言うと「1音」っていうことです。音楽で言うと音符一つ分に値する音です。

シラブルの数え方

例えば、「hundred times」だと /hund-red-taims/と3シラブルになります。
英語では通常シラブルは「子音+母音+子音」で構成されていることが多いです。
最も端的に言うと、シラブルは「母音を含む単音」ということになります。

カタカナ発音はシラブル数が違う

ここで注意が必要です!
実は多くの日本人が英語を発音する時、このシラブルの数がそもそも本来の発音と違うことが良くあります。

例えば、「hundred times」を発音する場合でも /hun-də-re-də-tai-məs/のような感じで、無意識に本来存在しない母音が沢山絡んでくるので、シラブル数が増えたりします。

シラブルの数が違うと伝わらない

シラブルの数が違うとどれだけ伝わりづらいかを日本語に置き換えるとこうです。

「こんばんは」は日本語では3シラブルで捉えています。(con-ban-wa)

しかしこれが「こんぬばんぬわ」という風に余計な母音が「ん」に加わって5シラブルで発音されるとめちゃくちゃ聴きにくいですよね?

どんなにゆっくり発音されても「こんばんは」には聞こえません。

これが「hundred times」を /hun-də-re-də-tai-məs/と発音したらまず通じないという理由です。

シラブル発音のトレーニング

なので今回はシラブル発音の練習で、英語の一つ一つの音をまずはしっかり捉えて、それらがスムーズに流れるようになるまで練習し、その上でストレスを置いてリズムを付けるといった流れでやっていこうと思います。

今回もTEDのワンシーンを切り取って練習してみましょう。まずは聴いて下さい。

それでは、英語リズムの超基礎となるシラブル発音の練習をしていきましょう。
手順はこうです。

トレーニング手順

1.シラブルをハッキリさせる
2.シラブルをスムーズにつなぐ
3.ストレスを置いてリズムを付ける
これをチャンクごとに分けて練習したいと思います。

But, / as-an-or-ga-ni-za-tio-nal psy-cho-lo-gist, / I spend a lot of time in work-places, / and I find pa-ra-noi-a e-very-where. / Pa-ra-noi-a is caused by peo-ple / that I call “ta-kers.” / Ta-kers are self-ser-ving in their in-ter-ac-tions. / It’s all a-bout / what can you do for me. / The o-ppo-site is a gi-ver. / It’s some-body who ap-proa-ches / most in-ter-ac-tions by as-king, / “What can I do for you?” /

それでは最後にもう一度先程の一節を聴いてみましょう。音が前よりハッキリとキャッチ出来るようになったと感じた人は大成功です!

Dr.D
About Dr.D 564 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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