ネイティブの早口英語がゆっくりに聞こえる発音トレーニング

ネイティブの英語って早く聞こえる?

映画やドラマのセリフを聞いて「ネイティブの英語って早くて聴き取れない!」って感じていらしゃる方はこの動画を最後まで観て下さい。

ネイティブの早口英語がゆっくりに聞こえるようになっているかも知れませんよ。

ネイティブの発音感覚が分かると英語がゆっくりに聞こえる

これは別に魔法でも何でもなく、ネイティブの発音感覚が分かると、今まで早く感じていた英語が意外とゆっくりに聞こえてくるという現象が起こります。

お気に入りのドラマBreaking Badのワンシーン

ではさっそくこの英語を聞いていただきたいと思います。今回も私のお気に入りのドラマで「Breaking Bad」からのワンシーンです。どうぞ!

Now at this point,
how many shots have been fired?
I mean you’ve got to be running low right?
How many bullets does that gun even take?

この英語が「早くて聞き取れない!」って人は是非これから一緒に練習しましょう。練習を終えた後に聞くと、かなりゆっくりに聞こえるはずです。

まずはフレーズをシラブルに落とし込む

まずは一つ一つの音を知る必要があります。なのでこれらのフレーズをシラブル(音節)に落とし込んでいきましょう。

今回はフレーズ発音の滑らかさを出すために、特にリンキングを意識して解説をはさみながらやっていきたいと思います。

Now at this point,
naw wat this point

<point 1>Now atがwでつながる
母音同士がつながるときは音が途切れないように間に半母音(r,w,y)を挟む
これも自然に起こる現象なので、法則はありますが口に覚えさせるのが一番です

<point 2>at thisのリンク
語尾のtは次が子音の場合は止める
私の場合は次のthを意識したtのとり方をしているので、もうthの位置でtを発音しています

how many shots have been fired?
hau me ni shats tsav bin fai yerd

<point 1>shots haveのリンク
haveのhが弱く濁っているのと、滑らかにつなぐためにはtsをsっぽく発音します。
<point 2>firedは1音でも取れる
練習では2音でとりましたが、速くなるとyも母音化し1音にまとまる

I mean you’ve got to be running low right?
ai min nyug ga da bir ruh ning lour rait

<point 1>you’ve got to beがyugadabiになる
haveは端折られ、got to beもga da biとなります

なぜそうなるのかを説明すると動画1本分の長さくらいになってしまうので今回は割愛させて頂きますが、ストレスとリンキングの影響で大体の場合でこの様な発音になっているとだけ言っておきます。

ちなみにGOT TO BEを意図的に強調する場合は、ちゃんと全部発音します。
例えば、you’ve got to be kiddingなど。

<point 2>be running, low rightのRを長めにとる
わざとbir runing, lour raitという風にRを2つ書きました。それくらい伸ばしてRを安定させましょう。bee ruh ningだとRが不安定です。

How many bullets does that gun even take?
hau me ni bul lets duz thu gun nee ven teik

<point 1>bulletsの語尾tsはsっぽく発音
tsで音に詰まりが出てしまうと次の音へ滑らかにつながらなくなります。かなりふわっとsの様な感覚で発音しましょう。

<point 2>does thatは出来るだけボソッと発音
これらはフレーズの中でストレスを置かない補助的な単語なので、子音の輪郭だけを残して母音は曖昧に短く発音します。

<point 3>gun evenのリンク
これは一番一般的な子音と母音のリンキングです。語尾の子音が次の母音と同化します。

リンキングは色んなパターンになれましょう

たったこれだけのフレーズの中にこれだけのリンキングのバリエーションが含まれています。

これらを一つ一つ考えながら話すわけにもいかないので、とにかく色んなパターンを反復練習をして慣れるしかありません。

ある程度色んなパターンで慣れると、だんだんと自分の中でパターン化されて自然と音がつながるようになってきます。

【反復練習】シラブル発音→ストレス発音

では最後に反復練習をします。まずはゆっくりにシラブル発音から徐々にテンポを上げて、最終的にストレスを置いてリズムを付けるところまでもっていきます。

Now at this point,
how many shots have been fired?
I mean you’ve got to be running low right?
How many bullets does that gun even take?

Dr.D
About Dr.D 555 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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