英語と日本語の声の違い
英語の声の質感は日本語とはかなり異なるというのは何となくイメージ出来るのではないでしょうか。平均的にネイティブの声は日本人に比べ太く響く印象があります。
日本語仕様の声でいくら正確に英語を発音しようとしても、根本的に声の質感が異なるので伝わりづらい発音になりがちです。なので英語らしい声の出し方から掴むのが近道です。
日本語の声の出し方
日本語は顎に力を入れて固定し、喉の開きが比較的狭い状態で発音するため、声がフラットで細くなりがちです。
英語の声の出し方
英語は日本語とは対象的に顎の力を抜き、喉が比較的開いた状態で発音するため、声が太く喉の奥で響きます。
喉の奥から響く声を作ろう
顎の関節部分に指を押し当て、顎を強制的に下げて発音してみましょう。そうすると喉の奥で響く声になっていませんか。その状態では日本語は滑舌が悪くなり発音できませんが、英語は出来ます。
こんにちは、はじめまして(音声は動画参照)
Hi. How are you doing? Good to see you.(音声は動画参照)
Divergentのセリフで練習
今回はこの声の出し方で映画のワンシーンを取り上げて練習してみたいと思います。今回はコメント欄でリクエストのあったDivergentを使います。
(このリクエストを頂いた方ですが、以前の動画のコメント欄で日本語訳をわざわざ書いて頂けたので、今回は優先的に採用させて頂きました)
まずはセリフを聞いてみましょう。
字幕も付けますが、そのとおりに音が聞こえるかどうか確認してください。
What, you get pushed?
No.What’s your name?
Ah it’s …Is that a hard one?
You can pick a new one if you want but make it good.
You don’t get to pick again.Okay. My name is Tris.
First jumper Tris.
Welcome to dauntless.
如何でしょうか?
問題なく全部字幕通りに聞こえたという人はここでさようなら!
聞き取りづらかったと感じた方はこの先の練習を一緒にやっていきましょう。
発声練習
顎を下げて喉の力を抜いて低く発音します。
単音:Ha Hi Hu He Ho
アクセント:Haha Hihi Huhu Hehe Hoho
Sa Si Su Se So
Sasa Sisi Susu Sese Soso
La Li Lu Le Lo
Lala Lili Lulu Lele Lolo
Ra Ri Ru Re Ro
Rara Riri Ruru Rere Roro
映画のセリフで練習
1)シラブル発音で単音をハッキリさせてから
2)ストレスを置いてリズムを付けます。
What, you get pushed?
/’wah chu geh ‘poosht/
No.
/’nou/
What’s your name?
/’wah cher ‘neim/
Is that a hard one?
/is tha duh ‘hard ‘wun/
You can pick a new one if you want
/’yoo kun ‘pik kuh ‘noo wun nif fyu ‘waant/
but make it good.
/but ‘mei kih ‘good/
You don’t get to pick again.
/yoo ‘doun geh tu ‘pik ka ‘gein/
Okay. My name is Tris.
/ou ‘kei, mai ‘neim mis ‘tris/
First jumper Tris.
/’ferst ‘jum per ‘tris/
Welcome to dauntless.
/’wel kum tu ‘daant less/
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