英文はチャンクに区切ると日本語を介さず意味が分かる

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シラブル分けのように
チャンク分けのやり方や考え方を知りたいです🙏

今回はこのコメントを拾って、意味のかたまり(チャンク)に区切る方法についてお話したいと思います。

ダラダラ発音とチャンク発音の比較

まず始めに、チャンクに区切って読んだ場合と、ただダラダラとつなげて読んだ場合で、どの様に聞こえ方が変わるのかを感じてみて下さい。

フレーズはSteve JobsのStanford大学でのスピーチのわたしが個人的に好きなパートからピックアップしました。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart even when it leads you off the well worn path; and that will make all the difference.”

チャンクに区切ると意味が分かりやすい

どうでしょうか?伝わり方が全然違いますよね?また自分でも意味を実感しながら読むことが出来ます。

まず適切な所に間があると一気に分かりやすくなります。それにチャンクの意味を噛み締めて読むだけで、イントネーションも自然になります。

このあたりがチャンクに区切ることの必要性じゃないかと思います。

チャンクの区切り方

次にチャンクの区切り方についてです。とりあえず始めのワンセンテンスを使って説明してみます。

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.

チャンクとは「意味のかたまり」です。「you can’t」とか「you can’t connect」で止まってしまうと意味はまだ宙ぶらりんのままです。

この場合、「you can’t connect the dots」まで言って初めて意味が具体化します。こういった単位で区切っていきます。

そうするとこんな感じになります。

Again,
you can’t connect the dots
looking forward;
you can only connect them
looking backwards.

これよりも細かく切れ始めると全体像を掴むのが困難になってきます。

ワンセンテンス全体で意味を考えないこと

そしてこれはかなり重要なんですが、皆さんよくピリオドまで全部読み終わってから意味を考え始めるんですが、これは良くないです。これだと理解がついて来ずにどこかで迷子になります。

チャンクごとに意味を積み上げる感覚を持ちましょう。はっきり言って意味を捉える上で、どこからどこまでがワンセンテンスなのかなんてあまり関係ありません。

一括の情報単位で意味を構築

それよりも「どこからどこまでが一括の情報なのか」ということが重要です。
この様な感じで。

you can’t connect the dots(行動の情報:点と点は繋げない)
looking forward;(条件:先を見て)
you can only connect them(行動の情報:点と点を繋げる)
looking backward.(条件:過去を振り返って)

こういった一括の情報単位で意味を構築していく感じを出すのがコツです。

日本語を介さずとも意味が分かるようになる
こうすることで日本語に一々訳さなくとも、チャンクのイメージを積み上げるだけで意味が取れるようになります。

正しいチャンクの区切り方で読むと、1回目は少しぼやけていた意味も、2回目読むと少しはっきりし始め、3回目読むとさらにはっきりする。

っといった感じで徐々に意味が明確化してくる現象が得られるかと思います。

いわゆる英語脳とはこういう事
言語の構成上、情報の順番が日本語と英語では異なります。しかし、このチャンク読みを繰り返していると徐々に英語らしい思考で意味を理解することが可能になってくるわけです。

チャンクを理解して発音トレーニング
ここまで理解した上で、発音練習を行っていきたいと思います。
まずチャンクに区切った文章がこちらです。どうぞ!

Again,
you can’t connect the dots
looking forward;
you can only connect them
looking backwards.
So you have to trust
that the dots will somehow
connect in your future.
You have to trust in something
your gut, destiny,
life, karma, whatever.
Because believing
that the dots will connect down the road
will give you the confidence
to follow your heart
even when it leads you
off the well worn path;
and that will make all the difference.”

練習のポイント

1.チャンクはリンクさせ一息で発音
2.意味が何となくイメージ出来てから次のチャンクへ

なのでそもそも知らない単語がある人は先に調べておきましょう。それでチャンクで見た時に「何となくこんな感じかな?」っていうくらいまでは落とし込んでおきましょう。

始めからはっきりした意味を知ろうとしない

【重要】この「何となく」が大切です。始めからはっきりした意味を知ろうとしてしまうと、どうしても日本語が介入してきます。

この「何となく」を何度も繰り返して徐々に「はっきりしたイメージ」につなげてください。

ではリピートして下さい。

発音しながらリアルタイムで意味がイメージ出来たら、今から流すSteve Jobsのスピーチのワンシーンを聞いてみましょう。

まとめ

・チャンクは意味のかたまり
・チャンクに区切ると意味が分かりやすい
・ワンセンテンス全体で意味を考えないこと
・チャンク読みを繰り返すと徐々に英語的思考に
Dr.D
About Dr.D 570 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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