シャドーイングで英語は流暢にならないのでコピーイングをおすすめします

今回の動画の趣旨

今回の動画ではなぜ「シャドーイング」はおすすめ出来ないのかという、私個人的な意見をお話したいと思います。

結論から申し上げると、「シャドーイング」はTEDやドラマとかのネイティブスピードの英語を余裕で聞き取れて、理解できる上級者じゃない限りそもそも練習が成り立たない。という感じです。

シャドーイングって何?

まずはシャドーイングとはどの様なものなのかをここで実演してみたいと思います。よりリアル感を出すために、実際に巷のスクールでよく使われるSteve Jobsのスピーチを使います。

シャドーイングのやり方

・音声は流しっぱなし
・ちょっと遅れて発音する(字幕なし)
・内容もついてくるまで練習

Dr.Dがシャドーイングを実演

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. Because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart even when it leads you off the well worn path; and that will make all the difference.”

シャドーイングやってみた感想

如何でしょうか?超難しそうじゃないですか?結構英語慣れしている私でも大変です。
きっとこの動画をご覧の方の99%はそう思われたんじゃないかと思います。

これが数回練習した程度で、ある程度ちゃんと成り立つ人はかなり効果的です。でもそのレベルの人って通訳の人とか、英語メインで生活している人とか、そんなレベルだと思います。

ほとんどの人にとってシャドーイングは無刺激

ほとんどの人は何となくデタラメになぞっているだけって感じになるはずです。テキトーにやっていると脳が刺激を受けないので、あまり上達は見込めないんですよね。

例えば、TOEIC700点レベルの人が洋画をぼーっと観続けても上達しないのと同じです。

ちゃんとやるんだったら、まずは英語のサブタイトルを付けて、セリフを一つ一つ把握して、意味が同時進行でついてくるまで発音練習してって感じでやると上達出来ます。

シャドーイングよりもコピーイング

私がおすすめするスピーキング力の伸ばし方はシャドーイングよりもコピーイングです。

コピーイングの手順

・フレーズ単位で音声を止める
・フレーズを頭の中で把握する
・発音を繰り返す

ちょっと同じシーンでやってみたいと思います。

この方が1個1個確実につぶしていく感じになってテキトーには出来ないので、随分とやっている感が得られます。

シャドーイングは巷で推奨されている

シャドーイングの話に戻りますが、私共ドクターDイングリッシュの発音コースに申し込まれる方の理由で、つねに一定数いるのが「シャドーイングが出来ないので何とかしたい」というパターンです。

巷のスクールでは「シャドーイング」は課題として結構推奨されているみたいで、たぶん5年くらい前から結構流行っているようです。英語のコーチングスクールとかが流行りだした頃だと思います。

ネイティブの発音が早すぎてついていけない

シャドーイングをやっていて、多くの人がぶち当たる壁として「発音が聞き取れない」、だから「そもそも発音できない」、そして「スピードについていけない」っていうのがあると思います。

この悩みだけを解決するのであれば、最近私がよく取り上げている「ネイティブの早口発音が聞き取れる」とか、そういった動画で紹介しているやり方をやると何とかなったりします。

早いネイティブ発音についていく秘訣

具体的にどうやるかというと、まず英文をシラブルに分けて、まず1音1音、どの様な音で発音されているかを知る。それらをスムーズに繋げる。さらにそこにストレスを置いてリズムを付けて読めるようにする。

・シラブルに分ける
・シラブルを繋ぐ
・ストレスでリズムを付けて読む

ちょっと簡単に先程の例文を使ってやってみます。
Again, you can’t connect the dots
/uh gein, yoo kyant kun nek the dahts/

looking forward;
/look king for wrd/

you can only connect them
/yoo kun noun li kun nekt thm/

looking backwards.
/look king kak wrdz/

カタカナ発音だとネイティブ発音の真似出来ない

大体の人っていうのは、発音自体習ったことがなく、なんとなくカタカナの感じでテキトーにやってきてしまったので、かなり的はずれな発音が定着してるわけです。

なのでまずはネイティブが「一つ一つどんな音を出して発音しているか」ということを知ることが大切というわけです。

英語は発音習得からやると伸びが違う!
この様に、英語の練習をするにも発音がある程度スムーズに出来ると楽になります。

聴きやすくなるし、話しやすくなるし、マネしやすくなります。
そうすると練習がよりスムーズに進むので、結果英語の習得が加速します。

まずは発音習得。おすすめです。

Dr.D
About Dr.D 570 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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