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今回もYumiさん動画ネタのパクリ
はい、またこのタイトルに見覚えのある方も多いのではないでしょうか。English BootcampのYumiさんの動画ネタをまたまたパクってしまいました(笑)サムネのポーズまでパクらせて頂きました。
一応申し上げておくと私とYumiさんは10年来の友人です。
前回はおかげさまで1万再生超え
前回のパクリ動画(とはいっても内容は全くのオリジナルですが)「Whoはフーじゃない」っていう動画もおかげさまで1万再生を超えましたので、今回もまた乗っからせて頂きたいと思います。
英語に「っ」の発音は存在しない
さてタイトルにもある英語に「っ」の発音は存在しません、という事ですが、要するにこういうことです。
Hit it /hi dit/:これをカタカナで発音すると「ヒットイット」ってなります。
日本語の促音である「っ」は音を止めている部分も一拍分として捉えます。なのでこの場合「6音」で構成されているということになります。
でも英語の場合は /hi dit/ っと発音されます。これは何音に聞こえますか?
そうこれはたった「2音」で発音されています。
英語の発音が速く感じてしまうのは、このあたりも結構影響しているんじゃないかと思います。「っ」の音が無いからツルッと次の音につながっちゃう感じですね。
Phrases without 「っ」
例えば、次のような単語やフレーズが「っ」が入らないために、思いのほかツルッと発音されちゃうやつです。「っ」を全く入れずに発音してみましょう。
・check in – I’d like to check in.
・took it – I took it for granted.
・reckon – I reckon it’s going to rain.
・pocket – It’s in my pocket.
・catch up – Let’s catch up.
・Rock’n Roll – I love rock’n roll music.
英語で「っ」に近いニュアンス
でも実は英語で「っ」に近いニュアンスがあります。それがStop Tと言われる発音です。
Stop Tとは
Stop Tっていうのは音節尾にあるt/dが次の音節の子音を邪魔しないように、止めて発音することなんですが、この説明だとピンとくる人は殆どいないと思うので例をあげて説明します。
例えば、I want that って発音する時、wantの t を普通に弾いちゃったらこうなります。
I want that /ai waant that/
これだと want と that が滑らかにつながらないので、優先度の低い語尾のTの発音を止めちゃうわけです。そうするとこうなります。
I want that /ai waan(t) that/
これらを比べてみると、語尾のTを止めちゃった方がずいぶんとスッキリした感じになりませんか?こういうのをStop Tって言います。
で、この音の止め方が喉を一瞬「クッ」と閉じる感じなので、日本語の「っ」のニュアンスに近いかな〜って思います。
t/d以外の破裂音も大体止める
そしてこの語尾の子音を「クッ」と止める感じはT/D以外の破裂音でも起こります。破裂音というとp/b, k/gなどもそうです。
ただ日本語と違うのはこの止める子音のニュアンスは1音節としてカウントはされないということです。日本語よりももっと一瞬のタメみたいな感じです。
破裂音を止める発音練習
ではこの語尾の破裂音を日本語の「っ」みたいなニュアンスで音を一瞬止めて発音する練習を一緒にしてみましょう。止める時のコツは、子音の位置に舌を当てて息を一瞬止めます。
・definitely – I’ll definitely make it.
・recognize – Don’t you recognize that.
・check that – I’ll check that later.
・make that – I would make that up
・Boot camp – Yumi from English boot camp
今回のまとめ
はい、いかがでしょうか?
今回の内容をまとめると、英語には一拍分として捉える日本語の促音の様な音は存在しないが、似たようなニュアンスで一瞬息を止める発音はある。といった感じです。
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