英語が伝わり聞き取れるコツ 要点を中心に発音する

今回のトピック

英語を話す時に日本人がよくやってしまいがちなのがこれです!

Who are you talking to right now?
これを発音するのに、
Who are you talking to right now?
という風に全ての単語をただ並べるようにして発音しがちです。

しかしこれでは英語は伝わりにくい。
なぜなら英語は要点を中心に発音する言語だからです。

この点を知らないと英語の聞き取りもかなり不利になります。そこで今回はこの「要点を中心に発音するトレーニング」をやっていきたいと思います。

この感覚が身につくと、ネイティブ英語がもっと聞き取れるし、理解もしやすくなります。

今回の練習題材

今回は私もお気に入りの海外ドラマ、Breaking Badシーズン4からのウォルターの名シーンの発音を題材にして練習したいと思います。

ウォルターの秘密(Methamphetamineという覚醒剤の製造)が奥さんにバレた時に、ウォルターが逆ギレするシーンでかなりインパクトがあります。

Methamphetamine(メタンフェタミン)
/me thum ‘fet duh min/

ざっくり言うとこんなシーンです。

妻 スカイラー「あなた、そんなことして危険な目にあったらどうするの?」
夫 ウォルター「俺が危険な目に?ふっ、危険なのは俺自身だぜ!」

ウォルターの名シーン

では始めに今回の練習範囲を通して聴いてください。
(動画再生)

フォーカスする発音ポイント
今回フォーカスする発音のポイントは、「英語をテンポ良く要点を中心に発音する」という事に徹してやっていきたいと思います。

英語はストレスを置く単語を中心に発音されます。
例えばこのフレーズ「Who are you talking to right now?」

内容語と機能語

これを発音する場合、通常ストレスは「who, talking, right now」に置かれます。このフレーズの中で意味を持つ単語というと大体このあたりだからです。

それ以外のBe動詞の”are”や前置詞の”to”は全部補助的な単語なので、ストレスを置く単語とセットで発音されるということです。

ちなみ動詞、形容詞、名詞、副詞など意味を持つ単語を内容語、前置詞や不定詞など補助的な単語は機能語と呼ばれます。

そして通常、内容語にストレスを置いて機能語とセットで発音されます。
今回はこの内容語を機能語とセットで発音する感じで練習していきたいと思います。

英語の声を作る練習

それではまずはいつものように英語が発音しやすい「声」を作っていきます。いつも動画で話していますが、英語を話す時は英語用の声の出し方を意識しましょう。

・顎を下げ喉を開く
・喉の奥から声を出す
・ため息まじりに発音する

ha〜ha〜ha〜ha〜
hai〜hai〜hai〜hai〜
higher〜higher〜higher〜higher〜
sigher〜sigher〜sigher〜sigher〜
higher〜sigher〜higher〜sigher〜
We hired some scientists.

スクリプト|ウォルターの名シーン

Who are you talking to right now?
・who are you
・talking to
・right now

Who is it you think you see?
・who is it
・you think
・you see

Do you know how much I make a year?
・do you know
・how much
・I make
・a year

I mean, even if I told you, you wouldn’t believe it.
・I mean
・even
・if I told you
・you wouldn’t
・believe it

Do you know what would happen
・do you know
・what
・would happen?

if I suddenly decided to stop going into work?
・if I suddenly
・decided
・to stop
・going into
・work

A business big enough that it could be listed on the NASDAQ goes belly up.
・A business
・big enough
・that it could be
・ listed on
・the NASDAQ
・goes belly up

Disappears! It ceases to exist without me.
・Disappears
・It ceases
・to exist
・without me

No, you clearly don’t know who you’re talking to,
・No
・you clearly
・don’t know
・who you’re
・talking to

so let me clue you in.
・so let me
・clue you in.

I am not in danger, Skyler. I am the danger.
・I am not
・in danger
・Skyler
・I am
・the danger

A guy opens his door and gets shot
・A guy
・opens his door
・and gets shot

and you think that of me?
・and you think
・that of me?

No. I am the one who knocks!
・No
・I am
・the one
・who knocks

それでは最後にもう一度このシーン全体を聞いてみましょう。音が以前より遥かに聞き取れ、また理解もスムーズになっているはずです。

Dr.D
About Dr.D 362 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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