【リスニング×理解力③】長い英語をネイティブスピードで理解する方法

今回のトピック

さて今回の動画も「英語を英語の語順のまま理解する練習」をやっていきたいと思います。

早いネイティブスピードの英語で、なおかつ長いセンテンスをリアルタイムでスムーズに聞き取って理解していくという、そういった感じの内容です。

この内容の動画もこれで3回目なので、もし良ければこのシリーズの過去動画も合わせてご覧頂ければより理解が深まると思います。

リスニングに関してありがちな問題とその解決法

【問題】長くダラダラと続く英語の理解が追いつかない
【原因】学校英語で培った英文法に関する間違った認識
【解決】英語は英語の語順のまま理解すべし
【コツ】意味の区切りを捉え、言語化せず何となくイメージ

では「英語を英語の語順のまま理解する」練習を行っていきたいと思います。

Slash Readingとは

実はこの練習方法ですが、比較的知られたものでして、Slash Readingといって通訳学校とかでよく用いられているトレーニングの一つです。

その名前の通り文章をスラッシュで区切りながら、フレーズごとに意味を積み上げるようにして英語を理解するトレーニングです。

感覚的には4コマ漫画の様な感じです。
ちょっと例文を使ってデモンストレーションしてみます。

Slash Reading Demonstration

When I was 27 years old, I left a very demanding job in management consulting for a job that was even more demanding: teaching.

When I was 27 years old(27の時)
I left a very demanding job(きつい仕事をやめた)
in management consulting(経営コンサル)
for a job(仕事の為)
that was even more demanding(もっときつい)
teaching(教える仕事)

この様な感じでフレーズごとにコマを描くわけです。
ここで悪い癖がセンテンス全体でどういう意味なのかを頭の中で再構築することです。

これではリアルタイムで英語を理解するのは難しいのでやめましょう。
英語はフレーズごとに意味がある程度解決しています。
なのでそれを単純に足していけば良いだけです。

というのも英語の語順は比較的先に結論が来て、その後に補足が加わるといった感じです。

なのでわざわざ日本語に言語化せずに、そのままの流れでイメージを積み上げる感覚で意味を理解できるように練習しましょう。

それでは今回の練習範囲をまず聞いていただきたいと思います。

Andrew Marantz | TED2019
Inside the bizarre world of internet trolls and propagandists

Training

Ultimately,(結局のところ)
I wanted to know(知りたかった)
what kind of impact (どんなインパクトが)
it might be having (あるのか)
on our society. (社会で)

So in 2016, (2016年)
I started tracing (追い始める)
some of these memes(その情報)
back to their source,(そのソースを)
back to the people(その人を)
who were making them(それを作っている人)
or who were making them go viral.(それを拡散させた人)

I’d approach those people and say,(その人達に近づき言った)
“Hey, I’m a journalist.(私はジャーナリストだけど)
Can I come watch you do(見に行っていい?)
what you do?”(あなたがしていること)

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About Dr.D 605 Articles
ドクターDイングリッシュの創立者。元プロミュージシャンで英語ボイトレ講師を経て2011年に発音スクール設立。YouTuber歴10年以上。日本の英語教育に発音を普及させるミッションを掲げ邁進中。淡路島で外国人専用Fishing Charterのオーナー船長も務める。

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