今回の流れ
今回は基本動詞を含む英語のフレーズをいかに滑らかに発音するかというところにフォーカスしてお届けしたいと思います。
基本動詞とは何か?
基本動詞の使用例
基本フレーズの発音
英語の声の出し方
英語の発声エクササイズ
基本フレーズのエクササイズ
といった流れでお届けします。それでは、Let’s get started!
基本動詞とは
普段日常的に話されている英語表現の半分以上はこの基本動詞を含む表現で話されているとも言われています。
そのくらい使用頻度の高いものなので発音に慣れておくと、それだけ英語が滑らかに話せます。絶対にこの基本動詞を含むフレーズは言い慣れておいた方が良いです。
基本動詞の使用例
例えばどういうものがあるかというと、
・「お入り下さい」
You can enter ⇒ You can come in
・「どう弁償すればいいですか?」
How can I compensate ⇒ How can I make it up
・「会議を延期しよう」
We can postpone the meeting ⇒ We can put it off
ではなぜこの様な表現がよく使われるかというと、単純にみんな自分がいい慣れている表現を優先的に使うからです。言葉を覚えたてのときは、こういった基本動詞を駆使して色々表現するわけです。
基本フレーズの発音
ではここから発音の話です。これら基本動詞を使って組み立てる基本フレーズは、基本音が全部つながっていて、しかも早いです。みんな言い慣れていますからね。
なのでまずは自分がこれらの発音に慣れておくことで、相手に言われたときでもちゃんと音が聞き取れるようになるので、まずは発音練習がんばりましょう!
英語の声の出し方
まずはいつものように発声練習からです。
英語のフレーズが全部つながって聞こえるのは、英語の声の出し方が関係しています。基本喉を開いた状態で、息と声を漏らしながら口を動かしている感覚で話されています。
自然なリンキング(単語同士のつながり)で発音するためには、まずはこの声の出し方を掴むことが大切です。
日本語だと「はい・はい、はい」のような感じで、どうしても母音の直後に喉を閉じてしまいます。
しかし英語の場合は「Hi〜Hi〜Hi〜」のような感じで、基本喉は開きっぱなしなので音がつながります。
細かいことを言うと、ここでは「Hi の /i/ の母音から、次の /h/ の子音」に喉を開いた状態でつないでいます。それによって自然なリンキングが生まれています。
英語の発声エクササイズ
先程もお話したとおり、日本人だと母音の直後に喉をしめるクセがあるので、「喉を開いたままの状態で母音をつなげて発音する」というエクササイズを行います。
あと声は出来るだけ喉の奥を響かせるイメージで出して下さい。
(1) ah〜ah〜ah〜ah〜office
(2) ee〜ee〜ee〜ee〜eat
(3) oo〜oo〜oo〜oo〜oops
(4) e〜e〜e〜e〜end
(5) ou〜ou〜ou〜ou〜open
基本フレーズのエクササイズ
ではここから基本動詞を含むフレーズの発音練習を行います。さっきと同じ感覚で喉を開いた状態で音をつなげていきます。
(1) Get
get it
/geh di(t)/
get it out
/geh di dau(t)/
I can’t get it out of my mind
(気になって仕方がない)
(2) Take
take it
/tei ki(t)/
take it away
/tei ki duh wei/
Don’t take it away from me
(どうかそれを私から取り上げないで)
(3) Have
have it
/ha vi(t)/
have it all
/ha vi daal/
You can have it all
/全部食べていいよ/
(4) Make
make it
/mei ki(t)/
make it up
/mei ki dup/
I’ll make it up for you
(埋め合わせするね)
(5) Put
put it
/pu di(t)/
put it off
/pu di daaf/
We can put it off till tomorrow
(明日に延期しよう)
Leave a Reply