手拍子で発音リズムを掴んで英語リスニング力をアップさせよう

英語が聞き取れない理由

日本人が英語が聞き取れない一番の原因は、日本語の発音にはリズムが無いから。

日本語は全部の音を比較的同じ長さ、同じ強さで発音するため、全部の音を聞き取って理解しようとします。

しかし英語はストレス音を中心に発音されるため、そのリズムを捉えないとすごく聞きにくい。

英語のリズムとは

英語の発音にはリズムがある
I’ve been teaching English for a long period of time

強弱の波を描くように発音します。これはストレスを中心に捉えて発音しているから起こることです。

単語の発音リズム

ただ同じ単語を繰り返し発音してもやはりリズムになる
これは単語のストレスの部分で拍を取るように発音しているから

強⇒弱のパターン
HAH ha – HAH ha – HAH ha – HAH ha
Hurry Hurry Hurry Hurry

弱⇒強のパターン
ha HAH ha HAH ha HAH ha HAH
Connect Connect Connect Connect

単語の発音はこの様にストレスの位置が指定されているので、どの様に発音しても、この様にリズムになる。そして、このストレスの位置が異なると違う単語に聞こえてしまうので要注意。

例えば、このConnectのストレスの位置を先頭に持ってくるとこうなります。
KAHnekt KAHnekt KAHnekt KAHnekt
これだとCarnelに聴こえるかも知れません。

英語はフレーズ単位で発音する

これで単語の発音リズムに関してはイメージが掴めたと思います。次はフレーズの発音リズムです。フレーズはいくつかの単語が集まって意味が形成されたものです。

例えばこのセンテンスを見てみましょう。
There is a connecting flight through Dallas that leaves in five minutes.

このセンテンスはいくつかのフレーズの集合体です。
There is a connecting flight
through Dallas
that leaves in five minutes.
こういった意味の塊のことをフレーズといいます。

英語を話す時は、単語一つ一つ発音する感覚ではなく、このフレーズ単位をひと塊で発音します。

フレーズの発音リズム

このフレーズの発音リズムですが、やはり基本は単語の発音と同じ感覚です。
フレーズの中の単語のストレスの部分で拍を取るように発音されます。
ただし全ての単語にストレスを置いて発音すると変な感じになります。
ちょっとやってみます。
There is a connecting flight
どうですか?ちょっと不自然な感じがしませんか?

では自然な感じで発音してみます。
There is a connecting flight
どうでしょう?こっちのほうが自然な発音に聞こえませんか?
今回はthere is aの部分にはストレスを置かずに発音しました。

フレーズ発音の大事なポイントですが、
前置詞、接続詞、代名詞、冠詞など内容語に軽く添える程度に発音する。
これらは一つの単語として独立させない。

ここでの内容語は「connecting flight」です。
そしてそれを補助するような意味合いで「there is a」があります。
これは「〜がある」という内容をよほど強調させる時以外は軽く添える程度で発音されます。時には全く聞こえないこともあります。

英語のフレーズは内容のある単語(内容語)と、それらを補助する単語で構成されています。そして補助的な単語は独立させずに、その前後にある内容語とセットで発音されるわけです。

There is a connecting flight
through Dallas
that leaves in five minutes.

この様に内容語に意味を込めながら、これらを中心に発音することで英語らしいフレーズの発音リズムが生まれます。

エクササイズ

それではこのリズムを大げさに捉えたエクササイズを行います。何度も動画でお話していますが、練習はとにかく大げさにやりましょう。何となくやっていると体に染み込まないので、普段話す時に全く影響が出ません。

手拍子をつけてストレスのタイミングを合わせます。

ストレスを強く、ストレスのない部分を弱くではなく、フレーズ全体を通して声のボリュームは一定でやりましょう。ストレスの位置を表拍で捉えられればリズムは安定します。

There is a connecting flight
through Dallas
that leaves in five minutes
You can catch it if you hurry.

次回の動画で、英語フレーズの発音リズムの応用練習を、リクエストの多かったModern familyのセリフを使って行いたいと思います。まだの方は是非チャンネル登録をお願いします。

Dr.D
About Dr.D 362 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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