英語を話すときに一番やってはいけないことは「声帯を緊張させること」です。
高い声は教養の無さを暗示
日本人は人前で話すときにいつもより音程を上げて、相手を立てるあまり緊張した趣で話す人が多い。
これがいわゆるよそ行きの声。これを英語で話すときにやってしまうと非常に印象が良くない。
西洋文化において高く張った声、緊張した趣は「教養の無さ」や「自信の無さ」としてとられてしまわれがちです。
日本とアメリカの求職者の態度の違い
例えば日本での就職面接などで、求職者は背筋を伸ばしガチガチの体勢で甲高い声で話します。
しかし例えばアメリカのJob Interviewでは堂々とした趣で、時には足まで組み、低い、良く言えば自信に満ち溢れた声で堂々と話します。
この辺りからしても文化背景の違いが見て取れます。
「声」の緊張は「声帯」の緊張
この様に日本人は大事な場面であればあるほど声を緊張させてしまいます。喉がグッと締まり、音程が普段より高くなります。これが声帯の緊張です。
声帯が緊張すると息が喉で詰りやすくなるため英語の発音は成り立ちません。息の流れによって成り立つ子音が、全くと言ってよいほど聞こえなくなってしまうのです。
英語を話す時に意識する「声」
英語を話すときは音程を意図的に落として喉の力を抜き、息を沢山絡めて少しルーズに発音するように心がけましょう。
そうするだけで、ずいぶんとストレスの母音も響くようになりますし、子音の絡みも良くなります。
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