目次
滑らかな強弱を付けて発音するためのコツ
今回の動画では「英語らしい滑らかな強弱を付けて発音するためのコツ」について簡単に説明して、そして練習につなげていきたいと思います。
音程を落としながら発音する
今回フォーカスするアプローチはずばり「音程を落としながら発音する」です。始めにこのイメージを掴んでもらうために、日本語と比較してみたいと思います。
カタカナ発音と英語発音の比較
Have a wonderful holiday season!
なぜ日本語の発音はフラット?
日本語の発音がフラットに聞こえるのは、声の張りがずっと一定だからです。
英語の発音は強弱の波がある
それに対して英語の発音は「あ〜あ〜あ〜」みたいな感じで波打つように発音されている感じがあるかと思います。
これは発声するたびに脱力して音が落ちているから波打つように聞こえるわけです。
今回はこの辺りを意識してネイティブの発音を再現してみましょう。
TED (How I learned to read — and trade stocks — in prison)
今回の練習範囲はこちらです。まずは聴いてみましょう。
inside of a bowling alley,
burglarizing an arcade game,
and upon exiting the building
a security guard grabbed my arm,
so I ran.
声の着地地点を作る
それではまず「声の着地地点」から作っていきたいと思います。
ただ音程を落とすだけではなく、いちばん大切なことは「声の張り」を解くことにあります。その為には喉を脱力しなくてはいけません。
ボトムエリアの開拓
まずは声を自分が出せる一番下の音程まで一気に落としてみましょう。
hah〜hah〜hah〜
この時に喉の奥が「カラカラ」鳴る感じがあるとうまく喉が脱力出来ている事になります。
ボトムエリアを使って発声トレーニング
sah〜sah〜sah〜silent〜silent〜silent〜
fah〜fah〜fah〜finally〜finally〜finally〜
ボトムエリアを使ってフレーズエクササイズ
この喉の脱力感を持って先程のフレーズを発音してみましょう。
単語から徐々にフレーズに発展させます。
inside of a bowling alley,
burglarizing an arcade game,
and upon exiting the building
a security guard grabbed my arm,
so I ran.
英語の発音は声の出し方から変えること
この様に喉を脱力させて発音していると、自然とフレーズ全体を一息で発音するようになり、そしてリンキングも起こってきます。
この英語らしい声の出し方が結局全ての英語発音のテクニック的な部分にダイレクトにつながってくるわけです。
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