イントロ
今回の動画ではネイティブ発音の「リダクション」についてお話します。リダクションというのは、いわゆる省略されている音のことです。
例えば、How are you doing?と発音したときに、areとかyouがかなり短縮されたりします。
音が短く曖昧になっていることもあれば、前後関係で音が変わっちゃっているもの、また完全に消えているものまで色々あります。
リダクションとは
まずはリダクションがどのように起こるのかということを最初にお話します。
英語は意味の強い単語にストレスを置いてゆったりと発音し、それ以外の「はっきり言わなくても分かるよね?」的な単語は全て省略気味に発音されます。
英語らしいトーンで話せ
理屈で言うと意味を込める単語にストレスを置き、そうでは無いものは軽く添える感じで発音されるっていう風になっています。
でも、もっと簡単に捉えると、英語らしいトーンで話すと自然とそうなるわけです。「大まかでルーズな感じ」を出すと自然とそうなる。
挨拶言葉のリダクション
簡単な挨拶言葉を例に出してみます。
How are you doing?(調子どう?)
この場合、howとdoingにストレスが置かれています。
これらの単語に意味を込めて話しているからそうなっているわけです。
それに対する返しの言葉。
I’m doing good.(いいよ)
こちらは、doing goodにストレスを置いています。
これもdoing good(調子はいいよ)ってところに意味を込めているからです。
これに対してI’mは軽く添える感じで発音されるので、このように短く曖昧になるのです。
時には完全に端折ってしまったりもします。
今度はこのフレーズをちょっと発展させて、
How have you been doing?(あれからどうしてた?)
この場合もHow are you doing?と同じ様に発音します。
how, doingに意味を込めて、それ意外は軽く添える感じで発音します。
なので、haveのhが少し濁ります。声を止めずに発音するとこうなるのです。
haveとyouが一体化します。how’ve you..
beenを軽く添えます。how’ve you been
doingにストレスを起きます。how’ve you been doing?
そしてそれに対する答えも同じニュアンスです。
I’ve been doing good.
I’m doing goodと同じ様に発音します。
まとめ
この様に英語は意味を込めている単語を中心に発音し、それ以外は軽くそれに添える形で発音します。なので軽く添えている単語はリダクションしやすいわけです。
それでは、次回の動画で、このストレスとリダクションを意識して実際のドラマを使って応用練習をしたいと思います。
チャンネル登録がまだの人は是非しておいて下さい。それでは次回まで今回の発音練習をしっかり体に馴染ませておいて下さい。それでもって次回の応用練習に活かしましょう。
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