今回はディーン・フジオカさんについてです。実は彼のことは「五代様」の役を通じて最近知ったのですが、本当にスーパーマンみたいな人ですね。
五代友厚の役がハマっている
そういう意味でも「五代友厚」の役はピッタリだったんではないでしょうか。
ちなみに最近僕は幕末の商売人の本を色々と読み漁っていて、「五代友厚」はその中でも断トツで憧れた人でした。明治の日本近代化の立役者です。
その「五代様」がしっくり役にハマるほど彼ディーン・フジオカさんもまたとんでもない人だと思いました。本当のアーティストですね。
ルックスも洗練されていて雰囲気がある、演技も上手い、歌も上手いし、また作曲やアレンジのセンスも最高、そのうえ自分で映画まで作れてしまう。
彼は僕の中ではレニー・クラビッツとシルベスタ・スタローンを合わせたような印象です。語学も英語、中国語、インドネシア語がかなりのレベルで話せるようです。
海外ドラマPinkertonsに出演
2014年からカナダのドラマでPinkertonsという探偵ものに準主役で出演しているようで、その映像から彼の英語について書いていたいと思います。
Miyo: I can't do that. Kenji: できるだろう、やるんだ。 Miyo: Speak in English. You are in America. Kenji: One of them committed the murder. The Pinkerton want me to search the rooms for evidence. Miyo: If I get caught I could lose my job which I just got. Kenji: You just need to lock the doors for me. Miyo: Are you working for the Pinkertons? Kenji: Yeah. Miyo: Are you getting paid? Kenji: Yeah. Miyo: And who's paying me? Kenji: sigh... ten percent. Miyo: Fifty.
彼の発音ですが、とても自然で流暢に聞こえます。
ディーン・フジオカの発音評価
余計なお世話でしょうが、一応発音のブログなので発音について詳細を評価してみたいと思います。
【発声】 | ★★★★☆ | ブレスはしっかり出ていてフレーズ全体をスムーズに繋ぎながらも一つ一つの音節はしっかりと出ているが、若干語尾でブレスが抜け切れずに喉を閉じてしまっているせいで、全体的に発音が小さくまとまってしまっている印象。 |
【リズム】 | ★★★★☆ | とても上手にアクセントを捉えて、リズミカルに発音できています。ただ、ブレスが若干小さくまとまってしまってるせいで、全体のイントネーションの滑らかさに欠ける。 |
【母音】 | ★★★★☆ | アクセントにはしっかりと母音が乗っていて、それ以外はリラックスして曖昧に音を消すことが出来ています。とてもバランスよく母音が出せています。 ただ、アクセントへの母音の乗せ方が若干余裕が無く少しカクカクした感じはある。 |
【子音】 | ★★★★★ | うまくブレスと絡んだ自然な子音が出せています。 |
【総合】 | 85点/100 | 第2、第3言語でここまで発音できていたら何の問題もありません。とても上手です。更に英語らしくするのであれば、もう少しアクセントを余裕をもって発音でき、リズムのフローを大きく取ることが出来れば更によくなるでしょう。 |