英語の発音は喉を開放しブレスを沢山吐き出しながら口周りの形を作る

yukiko-funabashi

7月から発音限界チャレンジ中の船橋由紀子さんですが、現在壁にぶち当たっています。個々の母音や子音の発音、また音が連なるリエゾンリンキングはかなり上達したのですが、英語の発声の部分で限界が来ており、表現が限界にきており伸び悩んでいます。

英語の発音には大切な3つの要素があります。これらがバランスよく出来てこそ初めて自然な英語の発音となります。現在の彼女は以下で紹介している「1. Segmentals(母音や子音のポジション)」と「2. Suprasegmentals(リズムの要素)」の部分は上達しましたが「3. Voice quality setting(発声)」が伸び悩んでいる状態です。

その今の状況を彼女が自分自身できちんと捉えてきています。

英語の発音に欠かせない3つの要素

1. Segmentals(母音や子音)

まず母音の発音ですが、これは喉の響きに加え口の中のシェイプを作ることが必要とされます。そして子音唇や舌で形作ったシェイプに息が吹きかかることで音が作られます。

2. Suprasegmentals(リズムの要素)

これはシラブル同士が連結するリエゾンやリンキングから始まり、ストレスやアクセントの置き方にまで及びます。これらが英語のリズムを形成している要素です。

3. Voice quality setting(発声)

最後に「発声」です。これは全ての音を作る最も基礎の部分です。英語の発音は日本語の4、5倍の息を要します。その息が声となり母音を作ったり、また口や舌のポジションに吹きかかって子音となったりします。

どの位発音が変われるのか?

これらを平たくまとめて言うと「英語の発音は喉を開放しブレスを沢山吐き出しながら口周りの形を作る」ということになります。発音レッスンを受けることでこれが段々と実感できるようになってきます。そして英語の発音が根本から変わってくるのが分かるでしょう。

例えば50代男性のビフォーアフターですが、声の質そのものが変わっていることが分かると思います。たった10回のレッスンでこれだけの違いが出ます。

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About Dr.D 608 Articles
ドクターDイングリッシュの創立者。元プロミュージシャンで英語ボイトレ講師を経て2011年に発音スクール設立。YouTuber歴10年以上。日本の英語教育に発音を普及させるミッションを掲げ邁進中。淡路島で外国人専用Fishing Charterのオーナー船長も務める。

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