英語のリズムを掴む練習方法―ストレス音を頭拍で発音する

単語のストレスはどのポイントに置かれるか?

単語のストレスは、アクセント記号で示された母音の部分に置かれる。アクセント記号のついた母音にからんでくる子音も、母音とセットでストレスを置いて発音される。

アクセントを置く部分は少し長めに、たっぷりと発音し、ストレス音以外の音はボトムエリアに落として、子音中心で軽く一息に発音する。母音はあいまい母音にする。

英語のリズムはどのようにして作られているか?

英語は、日本語のようにシラブルを一つ一つ並べて同じ強さで発音する(シラブル単位)のではなく、重要な意味を持つ単語(動詞、名詞、形容詞、副詞)を強調し、補助的な意味を持つ単語(代名詞、前置詞、接続詞、助動詞)はボトムエリアに落として発音する。

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重要な意味を持つ単語の中でもストレス音(アクセント記号の付いた母音と、そこにからんでくる子音)に重心を置き、ストレス音以外の音はそれ以外の補助的な単語と一つながりになってボトムエリアで発音される。

これにより、フレーズ全体がそれらのストレス音を中心としたいくつかのまとまりで構成されることになり、これがフレーズのリズムとなる(ストレス単位)。

ストレス音以外の音は子音中心で軽く一息に発音されるため、日本語と同じように単語単位でフレーズを聞き取ろうとしてもうまくいかないことがある。

英語のリズムを掴む練習方法

単語の出だしからではなく、アクセント母音のあるシラブル(ストレス音)から発音することで、まず、ストレス音をリズムの頭にすることに慣れる。

ストレス音のあるシラブルを数回繰り返して発音し、その後、残りの非ストレス音を追加してループ発音を続けるが、その際にリズムを崩してはならない。

<例>important = portantim-portantim-portantim

つまり、非ストレス音を追加するとシラブルが増えるわけだが、それにもかかわらず全てを同じ一拍のなかに収める必要がある。

非ストレス音がもたついて一拍の中に収まりきらなくなると、ストレス音を重心とするリズムが乱れる。そのため、非ストレス音は子音中心で、吐息交じりに(ブレスを逃しながら)、できるだけ軽く発音するようにする。

これにより、ストレス音を重心とするリズムを身に着けることができる。非ストレス音の部分に母音が入るとストレス音が増えてしまってリズムが乱れるので、母音は必ずあいまい母音にする。

子音は軽く発音するが、きちんとブレスを絡めてしっかり輪郭を残すこと。また、ループ発音で単語の終わりと始まりをつなげて発音するときは、リンキングが起きるので注意する。

<参考動画>

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Kamata

Kamata

発音トレーナー認定講座の第一期生。翻訳者(おもに英日、ビジネス系)として英語で生計を立てているが「話す英語」に自信が持てなかったことからDr.Dの発音コースを受講。その後、英語を教える機会を持つようになったことをきっかけに2017年7月より発音トレーナー認定講座を受講し、2018年4月に認定発音トレーナーとなる。

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