スペルで見分けるR母音(ar, or, er)と発音エクササイズ

今回のトピック:母音のRを解説

今回のトピックは母音として使われるR発音です。なのでRight、Realなどの子音としてのRではなく、Star、Storeなどの母音としてのR発音を解説したいと思います。

押さえておくべき3種類のR母音

Rを含む母音はアメリカ発音の特徴でもあります。特に以下の3パターンは日本語では区別せず「アー」の音になりますが、英語ではそれぞれ全く異なる音です。

そしてこれらの発音の区別はスペルから読み取れるので、これは後で詳しく説明します。

Rの舌と喉の使い方

まずは主要なR母音である「ar, or, er」の発音練習を行います。

Rを発音する上で押さえておくべきポイントは舌と喉の使い方です。

舌の位置:軽く後方に引いて持ち上げて音をこもらせます。
喉の使い方:脱力し低音で唸ります。犬の唸り声のイメージです。

ar: ah〜rrr
or: o〜rrr
er: rrr

Rのエクササイズ

ar: ah〜rrr
art, star, part
Let’s get started|さぁ始めよう
I’m a part of it|私も一員です

or: o〜rrr
or, store, port
I recorded my voice|自分の声を録音した
Always looking forward|いつも楽しみにしているよ

er: rrr
urge, turn, purse
This is your turn.|あなたの番ですよ
I hurt my arm|腕を痛めた

スペルで見分けるR母音

次にフォーカスしたいのはR母音の種類の見分け方です。R母音は主に3種類あるという風に説明しましたが、それらをどうやって見分けるのかを簡単に説明します。

/ar/ 発音のスペル

まず /ar/ の発音。これは99%スペルが /ar/ になっています。例外はheartとguardくらいです。もっとあるかも知れませんがとりあえず思いつきません。

例外:heart, guard

/or/ 発音のスペル

そして /or/ の発音。forwardやrecordなど or のスペルが一般的ですが、子音のwが絡んでいるときだけパターンが異なります。

例をあげると war, award, wardなど。これらは全部 ar のスペルになっていますが、発音は /or/ です。Wが絡むときだけこの様に war で /wor/ という発音になります。

例外:war, award, wardなど[w+ar]も /or/ の発音

/er/ 発音のスペル

最後に /er/ の発音です。これは sir, purse, permなど、スペルが ir,ur,er のときがこの /er/ の発音になります。あとはsearchなどちょっと長めのスペルの例外もありますが 99%このパターンが当てはまります。

またこれも子音のwが絡んでいるときだけパターンが異なります。word, workなど w+orのパターンの時は /er/ の発音になります。

例外:word, workなど[w+or]も /er/ の発音

まとめ

はい、というわけで今回はスペルで見分けるR母音と発音エクササイズを行いました。特にar, or, erの発音はスペルで見分けることが出来るので覚えておくと便利です。では今回の動画の本題はここまでです。

Dr.D
About Dr.D 334 Articles
「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。Toronto Jazz Festival出演の元プロミュージシャンで、専門学校のボイトレ講師を経て2011年にドクターDイングリッシュを立ち上げる。 英語のボイトレメソッドを取り入れた日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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