Oftenの【t】を発音する人としない人がいます。イギリス発音では【t】を発音し、アメリカ英語ではしないとよく聞いたことがありましたが、あまりそんな実感はありません。
以前住んでいたトロントでは、ほとんどの人が【t】を発音し、LAでは半々といった感じでした。なのでちょっと調べてみました。
アメリカは【t】を発音せず、イギリスはするというのは本当か?
アメリカ人3人とイギリス人3人をTEDスピーチからピックアップしてOftenの発音を聞いてみましょう。結果としてはイギリス、アメリカ関係なく半々くらいです。
Elizabeth Gilbert(US) 【t】なし
who died young and often at their own hands,
Josh Luber(US) 【t】あり
Nike lines happen 104 times more often.
Van Jones(US) 【t】あり
and what we don’t often appreciate
Tristram Stuart(UK) 【t】あり
that I often visit
Rory Stewart(UK) 【t】なし
that if we can often do much less than we pretend
Helen Pearson(UK) 【t】あり
often showed an improvement in behavior,
英語では【t】はよく端折られる
oftenの他に、softenやfasten、listenなども同じパターンのスベリングですので、oftenと同じ様に【t】を端折って発音され、それが定着してしまったという感じです。
英語は一息で流れるように発音するので、音がプツプツ切れる要因となる子音の連続を嫌う傾向にあるからです。特に【t】は音が途切れやすいので端折られます。
昔はListenの【t】を発音した?
昔はListenの【t】も発音していたという話もあります。そしておそらく【t】を止めて発音するようになり、ついには消えてしまったという流れのようです。
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