日本語には無い英語の子音の発音感覚「放つ子音」と「受ける子音」

発音トレーナーのDr.Dです。今回は日本語には無い英語の子音の発音感覚である「受ける子音」について少し触れてみたいと思います。

日本語には無い英語の子音の発音感覚

日本語の発音では子音(アルファベットのa, i, u, e, o以外の音)は母音と同化した状態で発音されるため、そもそも子音、母音という概念そもそもが薄い。

しかし英語の発音は子音と母音がくっきり分かれた状態で発音されるため、日本語とはかなり発音感覚が変わります。そして一番違うのは英語は子音のみで発音される箇所が多い。

子音のみで発音される箇所

赤字の子音は母音を含まないため、「ヴ」や「ス」の様な日本語では表すことが出来る音ではなく、息だけの音になります。

I have five sisters


これらの子音のように主に単語の最後に置かれる単独子音は、その前の母音を受け止めるような感覚で発音します。

例えば five は f の口のポジションを取りその直前の ahy という母音を軽く受け止めるようにします。なので日本のように具体的な音はせず、軽く息が掠れた程度の音となります。

sisters のsis や tersも同じで、その直前の ahy という母音を s の口のポジションで軽く受け止めるようにします。

「放つ子音」と「受ける子音」

上記の子音の発音感覚の様に英語には子音で始まる場合と、子音で終わる場合とでは発音感覚が随分と変わります。

子音で始まる発音は「放つ子音」で、子音で終わる発音は「受ける子音」という感覚です。

1. 放つ子音

単語の頭の子音など、母音の手前にある子音は母音に向けて放つようにアタック発音されます。

2. 受ける子音

単語末の子音など、母音の後に置かれる子音は母音受け止めるようにミュート発音されます。軽くその子音のポジションを取り、そこで母音を受け止める発音です。

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Dr.D

Dr.D

代表発音トレーナードクターDイングリッシュ

発音トレーナーで「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。ボーカルトレーナーとしての経験をもとに日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム」を開発。英語教師や通訳者などのプロを含む毎年100名以上の受講生に発音の個別指導行っている。10回〜20回の指導で発音を根本から変えることが出来る。

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