「WATERとWHAT」はアメリカ英語では同じ母音で発音され「/ɔ/と/ɑ/」の区別をつけない

WaterとWhatの発音記号

WaterとWhatをそれぞれ辞書で発音記号を見てみると以下の様に記されています。

Water /wˈɔːṭɚ/, What /(h)wάt/
Weblio参照

母音の発音記号が、Waterは/ɔ/、Whatは/ɑ/となっています。

アメリカ発音は「/ɔ/と/ɑ/」の区別をつけない

実はこれら「/ɔ/と/ɑ/」はアメリカ標準発音では同一の「ɑ」として発音されます。喉の奥で「アー」と発音するニュアンスです。

USの発音記号が載っている辞書で見てみると以下のように記されています。

Water /ˈwɑː.t̬ɚ/, What /wɑːt/
Cambridge dictionary参照

どちらも同じ「/ɑ/」の母音で表記されています。そして「What」の頭につく(h)も消えました。

「ɑ」と発音されている代表的な単語

日本の英語教育はアメリカ発音が基準となっています。しかし殆どの人は「water」を「オ」で発音し「what」を「ア」で発音します。

しかしアメリカ発音には「オ」の発音は存在しません。「woke」の/ou/、「or」の/or/など「オ」は2重母音の一部として使われているだけです。

ここに日本語で「オ」と「ア」で区別してしまっているが、実は全て「ɑ」と発音されている代表的な単語を並べてみましょう。

fog /ɑ/ father/ɑ/
talk /ɑ/ calm/ɑ/
all /ɑ/ mom /ɑ/
project /ɑ/ start /ɑr/
biology /ɑ/ enlarge /ɑr/

母音 /ɑ/ の練習

動画を使ってこれらの母音のニュアンスを出せるように練習してみましょう。日本語の「ア」の発音とは違って喉の奥で共鳴させます。

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発音トレーナーで「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。ボーカルトレーナーとしての経験をもとに日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム®」を開発。専門学校などの英語のボイストレーナー職を経て2011年に独立。現在、英語教師や通訳者などのプロを含む毎年100名以上の受講生に発音の個別指導行っている。10回〜20回の指導で発音を根本から変えることが出来る。

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