英語学習で質の良いインプットはコロケーションと発音練習

Story-Telling

英語が話せるようになるためには「インプット(覚える事)」「アウトプット(使う事)」をバランスよく行うことです。しかもこれらの質を上げていくことがとても大切。では「質の良いインプット」とはどういうものなんでしょうか?

質の良いインプットとは

まず質の良いインプットとは「いつでも使える状態で言葉をストックしておくこと」です。その為に必要な事は以下のとおり。

コロケーションで覚えていること

例えば、contract(契約)という単語だけ知っていてもそれを使うことは出来ません。sign a contract(契約を結ぶ)や、break a contract(契約を破棄する)という言葉で覚えていなければなりません。こういうのをcollocation(コロケーション)と言います。

ストーリーの中で言葉を覚えること

英語はただ文法的に正しかったら通じるというわけにはいきません。日本語でもそうですが「聞き慣れない表現」場にそぐわない表現」では通じにくくなってしまいます。その為には言葉はストーリーやシチュエーションの中で覚えていかなくてはなりません。要するに「こういう時はこういう言い方をよくする」というような覚え方が理想です。

例えば相手に「ちょっとうまく聞こえなかったんですが」という場合、日本語の表現のまま”I hardly heard what you said”と訳してしまうと、おそらく相手も「え?」ってなってしまいます。こういう時は決まって”Sorry but I couldn’t catch you”などという表現を使います。

発音も込みで覚えていること

文字でしか覚えていない言葉や、発音したことのない言葉はまず口からは出てきません。口がスムーズに動いてくれないと発音に気を取られて言葉も出てこなくなってしまいます。「通じる発音」「言いなれた表現」を沢山作りましょう。発音を鍛えることはこういったインプットの質を高めるためにとても有効な手段です。

覚えた言葉はアウトプット

この様にインプットした言葉は使わなければ体に馴染むことはありません。英語が話せるようになるためにはバランスの良いインプットとアウトプットが必要です。

まずは「ひとりごと」でも良いので、頻繁にストーリーを話す練習をしましょう。「今日の出来事」でも良いし、最近読んだ本の「あらすじ」を話しても構いません。まずは独り言でどこまで表現できるかどうか試してみましょう。

もちろん相手がいたほうがより自然な会話形式のアウトプットが出来るので、フィリピン系の安いオンライン英会話などを利用するのもいいと思います。

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About Dr.D 606 Articles
ドクターDイングリッシュの創立者。元プロミュージシャンで英語ボイトレ講師を経て2011年に発音スクール設立。YouTuber歴10年以上。日本の英語教育に発音を普及させるミッションを掲げ邁進中。淡路島で外国人専用Fishing Charterのオーナー船長も務める。

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