なぜ英語は音がつながるのか?なぜ音がつながってると単語が聴き取れないのか?

発音トレーナーのDr.Dです。英語を聴いていると音がとめどなくつながっていて、いったい何の単語がそれに含まれているのか聴き取れなかったりします。

英語は音がつながることによって、単語単位での発音から音が少し変化してしまいます。例えば、「not at all」は「ノット、アット、オール」という発音を期待して聴いても、「ナダロー」みたいな感じで、全く違った風に発音されるので聴き取れません。

今回は「なぜ英語は音がつながるのか?」ということについて少し述べてみたいと思います。

英語の音がつながる理由

1. 喉を開いたまま発声されるので音がつながる

英語は腹式発声で発音されるとはよく言われますが、要するに肺の底から押し上げられた息を発音器官(声帯、喉、舌、口蓋、歯、舌など)に絡ませてることによって発音しているわけです。

で、そこまでは原則どの言語でも同じなのですが、英語はできるだけ声門を閉じずに音を垂れ流しの状態で発音器官に絡ませて発音するので、自然と音がつながってしまうわけです。ちなみに日本語は頻繁に声門を閉じる性質があります。

2. 英語はword groupがはっきりしないと意味がわからない

その次に、英語は単語で構成されている言語ですが、実は単語単位では具体的な意味は成しません。

例えば、how(どのように)、have(持つ)、you(あなた)、been(単体では意味なし)。このように単語ひとつひとつでは意味はものすごく曖昧です。

しかし、全部合わさって「How have you been?」とくると初めて「最近どうしてますか?」という具体的な意味になるわけです。

これをword groupと呼び、このword groupは通常つなげて発音することで意味を成します。

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Dr.D

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マスター発音トレーナー

発音トレーナーで「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。ボーカルトレーナーとしての経験をもとに日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム」を開発。英語教師や通訳者などのプロを含む毎年100名以上の受講生に発音の個別指導行っている。10回〜20回の指導で発音を根本から変えることが出来る。

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