英語声#85 標準アメリカ英語の「母音」のすべてが分かる動画

今回の動画では、標準アメリカ発音の「母音」について出来るだけシンプルに全体を理解するために解説してみました。

英語の母音ですが、いったいいくつあると思いますか?16?それとも21?また26?

これは解説している人によってその数が異なります。どこからどこまでを母音として捉えるか?また何重母音まで数えるか?半母音を含むか否かによって異なります。

英語の母音は全部で25種類、でも・・・

一応、英語声プログラム®Ver.6.0では英語の母音は25種類と定義しています。そしてその定義はその母音の前に冠詞(aやthe)をつけた時の発音が「æn、ðí」と発音されるか否かで判断しています。

単一母音 ee, i, e, ae, a:, ah, aw, oo, ooh, uh, ə, ur, er
二重母音 eer, air, ei, ai, au, ar, oh, oi, or, oor
三重母音 ayr(fire), awr(hour)

<参考音源>

しかしこの中にはアメリカ発音では区別されない音も存在します。「ά」と「ɔː」などがそれに当たります。これらはどちらも「ɑː」として発音されます。

また26種類と解説しているものに含まれる「ʃuː」は含みません。なぜなら「useful way」に冠詞をつけた時には「a(ə), the(ðə)」と発音されるからです。ここでは「y音」は子音として捉えています。

母音25種類すべてを個別におぼえる必要はない

しかしこれら一つ一つをおぼえるのは大変です。またこれらすべてを正確に区別して発音しようと思っても、似た音が多すぎてとにかく混乱します。

特に他重母音は、結局単一母音同士の組み合わせでしか無いので個別に覚える必要はありません。必要最低限のものだけしっかり区別出来れば、あとは自然とスペルに沿って出来ます。

母音は前・後・中の3つのポジションで捉える

なので基本的な母音は以下の通りです。Front/Back/Centralと3つのカテゴリに分けて覚えます。この捉え方は「ae, ah(ɑː), uh(ʌ)」をすべて「ア」で発音してしまう日本人にとっては有効です。

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Dr.D

Dr.D

マスター発音トレーナー

発音トレーナーで「英語の声になれる本」(角川出版)の著者。ボーカルトレーナーとしての経験をもとに日本人向けの英語発音矯正メソッド「英語声プログラム」を開発。英語教師や通訳者などのプロを含む毎年100名以上の受講生に発音の個別指導行っている。10回〜20回の指導で発音を根本から変えることが出来る。

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