要注意/ts/の発音 It’sは「イッツ」ではなく That’sは「ダッツ」ではない

tsの音のつまりに要注意

多くの人はカタカナの「イッツ」「ダッツ」に無意識にとらわれている為、
/ts/の部分で音が詰まってしまいます。これだと流れないので発音しづらい。

特にit’sやthat’sなどはストレスを置かない場合が多いので、ここで音が詰まると発音の障害になってしまいます。

こういったクセも日本人特有のプツプツ切れる発音を作り出している要因です。

優しくふわっと発音すべし

まず意識したいのは、it’sやthat’sを発音する時に、小さい「ッ」を入れない様にしましょう。出来れば摩擦音の様に息が楽に逃げる程度に、/t/をふわっと発音すると良いでしょう。

もう少し詳しく紐解いて音節単位で見てみると、音節頭の子音は弾き、音節末の子音は母音を受け止める、という特徴があります。

頭は弾いて語尾は受ける

英語の音節は大抵このように「子音+母音+子音」で構成されています。
そして音節頭の子音と末の子音とでは役割が違います。

音節頭の子音は母音とつながる為、弾きます。
しかし末の子音は母音の後にある為、その母音をそっと受け止める様にして発音します。

ちなみにits, thatsだけではなくこれらも同じです。
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About Dr.D 591 Articles
ドクターDイングリッシュの創立者。元プロミュージシャンで英語ボイトレ講師を経て2011年に発音スクール設立。YouTuber歴10年以上。趣味はカヤックフィッシングで平均週3で魚釣りをしている。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。

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