英語で営業術「東南アジア編」相手に惑わされずにどんどんと要点をつけ!

英語で営業術

今日は英語を使って営業をかけるお話を少しだけしたいと思います。ちなみに僕はドクターDイングリッシュ以外にも、新宿の日本語学校の仕事もしており、留学生を海外から募集しに行ったりもしています。クライアントは主に海外の留学エージェントや大学などです。あとはWebマーケティングで直接募集し、スカイプで面接を行っています。

英語を使って営業なんていうとなかなか大変な事の様に思えるかもしれませんが、内容によってはそんなに大したことはありません。大抵のことはTOEIC700点度胸さえあればおそらくやっていけることでしょう。

日本人はどうしても「私の英語力ではまだまだ無理」なんて思ってしまったりしますが、統計上、英語を話して仕事をしている人の70%以上はネイティブではありません。そしてその中でもネイティブ並みに話せるひとはごくまれでしょう。(経験上)

例えば僕が関わっている東南アジア各国留学ビジネスですが、留学エージェントが各国の大学専門学校、また語学学校に現地の学生を紹介して、その仲介料として授業料の20%〜30%を取るビジネスをしています。

以前は学生ビザ発給側の学校の立場が強く、留学エージェントが学校を訪問したりして、お願いして自国の学生を入学させていました。ただ現在は殆どの場合で立場は逆転しており、学校が現地のエージェントに営業に出向いて学生を紹介してもらっています。

そういった背景の中、僕も海外へ営業に出かけるのですが勿論やりとりは全て英語です。中には英語がすごく上手な人もいますが、中学生レベルの英語を並び立ててビジネスをしている人もいます。それでも成り立っちゃうわけです。その英語力でエージェントはイギリスの大学と堂々とビジネスをしています。

ただそういう人とはメールでやりとりしても内容が伝わらないのでダメです。内容をちゃんと読み取ってもらえないから。それに面倒臭がってあまり文書を読まないでしょう。でも会話だったら成り立ちます。

お互いがちゃんと理解するまでとことん内容を確認し合いながら話を進めるのです。会話だったら分からなければ直ぐに聞き返せるし、「あなたが言っていることは要するにこういうことですか?」という確認をお互いに取りながらどんどんと話を進めることが出来ます。英語レベルの低い方に合わせて、言い回し方をどんどんと変えていけばいいわけです。

英語の営業術で大切な事は真っ直ぐに事を伝える事。

「この方法はあなたにこういう利益をもたらし、私達にはこういう見返りがある」

手順はこうこうこう。」

という風に、とにかくビジネスモデル手順を明確にして、しっかりと確認し合うこと。また相手側から受けたビジネスプロポーザルの場合でも同じです。

国によってはとにかくズルすることばかりを提示してくるところもあるので、そのペースに巻き込まれずに、要点をしっかり突いていきたい所です。

会話なら英語力の高いほうが、相手のレベルに合わせて表現を変えて伝わる様にすることが出来ます。それでも理解し合えなかったら絵や図を書いたりしながら、とにかく確認し合いましょう。

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About Dr.D 591 Articles
ドクターDイングリッシュの創立者。元プロミュージシャンで英語ボイトレ講師を経て2011年に発音スクール設立。YouTuber歴10年以上。趣味はカヤックフィッシングで平均週3で魚釣りをしている。日本の英語教育に発音指導を普及させるミッションを掲げ邁進中。